生物多様性センター
自然環境調査一覧
自然環境調査Web-GIS
いきものログ
生物多様性センターのご案内
生物多様性情報システム J-IBIS
各種情報
生物多様性とは

自然環境保全基礎調査

総合とりまとめ 総合とりまとめ
植物 植生調査 |  特定植物群落調査 | 巨樹・巨木林調査 | 植物目録の作成
動物 動物分布調査 | 動植物分布調査 | 動物分布図集 | 身近な生きもの調査 | 過去における鳥獣分布調査 | 哺乳類の分布調査 | 特定哺乳類生息状況調査 | 両生類・爬虫類の分布調査 | 昆虫類の分布調査 | 鳥類の分布調査
地形地質 表土改変状況調査 | 自然景観資源調査
すぐれた自然調査 すぐれた自然調査
河川湖沼 陸水域自然度調査 | 河川調査 | 湖沼調査 | 湿地調査 | 陸生及び淡水貝類の分布調査 | 淡水魚類の分布調査
海域 海域自然度調査 | すぐれた自然調査 | 海岸調査 | 藻場調査 | 干潟調査 | サンゴ礁 | 海域生物調査 | 海域環境調査 | 海の生きもの調査 | 海辺調査 | 海棲動物調査 | 沿岸調査
生態系 環境寄与度調査 | 生態系総合モニタリング調査 | 生態系多様性地域調査
種の多様性調査
遺伝子 遺伝的多様性調査

海辺調査

各データの閲覧・ダウンロード

調査時期 成果物一覧
第5回調査
平成9~13年度
海辺調査 総合報告書(平成10年)
海辺調査 データ編(平成10年)
第5回基礎調査海辺調査コード一覧等
第5回基礎調査海辺調査要綱

(本ページの見方とPDF形式)
PDFファイルをご覧になるためにはAcrobat Readerが必要です。Acrobat Readerをお持ちでない方は、または、バージョンのダウンロードはこちらのサイトをご覧になり必要なファイルをインストールしてください。(無料)

1.調査の目的

浅海域の抽出とその概要把握を行うと共に、全国の海辺の利用・法指定等状況及び海岸線の改変状況を調査する。また、併せて海岸域における生物の生息状況及び生息環境を調査する。

2.調査の内容と方法

<浅海域分布調査>

浅海域の分布状況等を把握する為、最新の海底地形・底質及び人工構築物等に関する資料を収集し、水深10m迄の等深線、底質、変化した海岸線等についての情報を把握して浅海域分布図を作成する。

<海辺環境調査>

既存資料等から浅海域環境(地形条件及び生物相)、海辺利用・法指定等状況及び海岸改変状況について把握する。

<海辺生物調査>

年2回、大潮の干潮時に方形枠を用いて潮上帯及び潮間帯の生物のトランセクト調査を実施する。

3.調査結果

<浅海域分布調査>

第5回基礎調査の結果では、干潟は、49,380.3ha確認され、うち有明海が約4割を占めていた。また、第4回調査時以降、1,870haの干潟が消滅したことが判明した。最も多く干潟が消滅したのも有明海で、その面積は322.3haに達していた。
次に、藻場は、全国で142,459ha(10m以浅を対象)把握された。
また、サンゴ礁地形は、鹿児島県のトカラ列島以南に多く存在した。なお、八重山列島には国内最大の面積のサンゴ礁が存在しているが、同海域の造礁サンゴ類の種の多様性は世界でも屈指のものである。

<海辺環境調査>

第5回基礎調査の結果では、海岸線の総延長は、第4回基礎調査海岸調査結果に比べ約800km増加した事が明らかとなった。
また、海岸(汀線)の区分別延長を同じく第4回基礎調査結果と比較すると、自然海岸の延長が約700kmの減であり、一方人工海岸の延長は約880kmの増となっていた。

<海辺生物調査>

潮上帯及び潮間帯に出現した生物種のリストが作成された。

PAGETOP