目   次

 

まえがき

要  約

1.第2回自然環境保全基礎調査の概要

1−1 調査の意義と目的

1−2 調査の経緯

1 第1回自然環境保全基礎調査

2 第2回自然環境保全基礎調査

1−3 調査の骨子と内容

1 第1回自然環境保全基礎調査

(1) 自然度調査

ア 植生自然度

イ 陸水域自然度

ウ 海域自然度

(2) “すぐれた自然”の調査

(3) 環境寄与度調査

2 第2回自然環境保全基礎調査

(1) 植生調査

(2) 特定植物群落調査

(3) 動物分布調査

ア 哺乳類

イ 鳥類

ウ 両生類,は虫類

エ 淡水魚類

オ 昆虫類

(4) 表土改変状況調査

(5) 湖沼調査

(6) 河川調査

(7) 海岸調査

(8) 干潟藻場サンゴ礁分布調査

(9) 海域環境調査

(10) 海域生物調査

1−4 調査の計画及び実施における経過と体制

1 経過

2 実施体制

1−5調査結果の公表

2.陸域の自然環境

2−1 植生調査

1 調査の目的と方法

(1) 調査の目的

(2) 調査の内容及び方法

(3) 情報処理の内容及び方法

ア 現存植生図の読み取り

イ 自然公園及び保全地域の読み取り

ウ 標準地域メッシュの性格と大きさ

2 我が国の植生の現況

(1) 調査範囲

(2) 植生区分及び植生自然度区分別の占有比率

(3) 自然公園及び保全地域の植生の状況

ア 調査の実施状況

イ 植生の状況

3 まとめ

2−2 特定植物群落調査

1 調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

2 選定基準ごとの群落の概要

(1) 原生林もしくはそれに近い自然林(選定基準A)

(2) きわめて稀な植物群落または個体群(選定基準B)

(3) 南限,北限,隔離分布等分布限界になる産地に見られる植物群落または個体群(選定基準C)

(4) 砂丘,塩沼地,湿地,高山,石灰岩地等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群(選定基準D)

(5) 郷土景観を代表する植物群落(選定基準E)

(6) 長期にわたって伐採等の手が入っていない人工林(選定基準F)

(7) 乱獲等により極端に減少するおそれのある群落または個体群(選定基準G)

(8) その他学術上重要な植物群落または個体群(選定基準H)

3 照葉樹林

(1) 相観区分による照葉樹林の摘出

(2) 照葉樹林の分布

4 その他の森林植生

(1) 亜寒帯常緑針葉樹林

(2) 冷温帯夏緑広葉樹林

5 湿原

(1) 湿原の分布

ア 高層湿原

イ 中間湿原

ウ 低層湿原

6 社寺林

7 保護の現状

(1) 保護対策別の状況

8 まとめ

2−3 動物分布調査(哺乳類)

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

2.調査対象種の分布状況

(1) ニホンザルの分布

ア 分布の現況

イ 分布を規定する要因

ウ ニホンザルの保護上の課題

(2) シカの分布

ア 分布の現況

イ シカの分布を制限する要因

ウ シカの保護上の課題

(3) ツキノワグマの分布

ア 分布の現況

イ ツキノワグマの分布とブナ帯自然林

ウ ツキノワグマの保護管理上の課題

(4) ヒグマの分布

ア 分布の現況

イ ヒグマの分布と森林率

ウ ヒグマの保護管理上の課題

(5) イノシシの分布

ア 分布の現況

イ イノシシの分布と積雪

ウ イノシシ個体群の地理的分布構造

(6) キツネ,タヌキ,アナグマの分布

ア 分布の現況

イ 森林率とキツネ,タヌキ,アナグマの分布

ウ 絶滅の過程

3.哺乳類の地域的な多様性

(1) 重複分布域

(2) ヒグマ,ツキノワグマ,シカ,イノシシの重複分布

(3) ニホンザル,シカ,ツキノワグマの重複分布

(4) 重複分布域の地方別状況

(5) その他の種と重複分布域との関係

4.都道府県別の生息状況

(1) 調査対象種ごとの生息状況による都道府県の類別

(2) 中大型哺乳類の総合的な生息状況からみた都道府県の類型化

ア レーダーチャートの作成

イ レーダーチャートによる都道府県の類型化

5.まとめ

2−4 動物分布調査(鳥類)

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

2.我が国の鳥類の繁殖分布状況

(1) 今回の調査で確認された鳥類

(2) 都道府県別地方別の繁殖種数

(3) 地方別の鳥類相

(4) 繁殖サブメッシュ数による鳥類の区分

(5) 稀少種について

(6) 外国産鳥類について

(7) 調査地点の標高分布

(8) 環境要素比率分布

3.まとめ

2−5 動物分布調査(両生類は虫類)

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

ア.両生類,は虫類分布図

イ.両生類,は虫類調査票

ウ.調査概要のとりまとめ

(3) 情報処理の内容と方法

ア.地図処理

イ.種別調査結果とその考察

2.調査結果の概要

3.調査対象種解説

1) ダルマガエル

2) ナミエガエル

3) イシカワガエル

4) オットンガエル

5) ホルストガエル

6) モリアオガエル

7) イボイモリ

8) オオサンショウウオ

9) カスミサンショウウオ

10) トウキョウサンショウウオ

11) ツシマサンショウウオ

12) オオイタサンショウウオ

13) トウホクサンショウウオ

14) クロサンショウウオ

15) サドサンショウウオ

16) エゾサンショウウオ

17) アベサンショウウオ

18) キタサンショウウオ

19) ブチサンショウウオ

20) ヒダサンショウウオ

21) オキサンショウウオ

22) ベッコウサンショウウオ

23) オオダイガハラサンショウウオ

24) ハコネサンショウウ

25) セマルハコガメ

26) リュウキュウヤマガメ

27) タワヤモリ

28) クロイワトカゲモドキ

29) マダラトカゲモドキ

30) オビトカゲモドキ

31) アカウミガメ

32) アオウミガメ

33) タイマイ

34) エラブウミヘビ

4.まとめ

2−6 動物分布調査(淡水魚類)

1.調査の目的と方法

(1) 調査の目的

(2) 調査の内容と方法

ア 文献調査

イ 現地調査

ウ 聞込調査(アンケート調査を含む)

(3) 情報処理の内容と方法

ア 分布図の作成

イ 種別調査結果とその考察

2.調査結果の概要

3.調査対象種解説

1) イトウ

2) オショロコマ

3) ゴギ

4) イシカリワカサギ

5) アリアケヒメンラウオ

6) アリアケシラウオ

7) ウケクチウグイ

8) ヒナモロコ

9) イタセンパラ

10) ニッポンバラタナゴ

11) カゼトゲタナゴ

12) スイゲンゼニタナゴ

13) ミヤコタナゴ

14) ゼニタナゴ

15) イシドジョウ

16) アユモドキ

17) ネコギギ

18) イトヨ

19) ハリヨ

20) トミヨ

21) ムサシトミヨ

22) イバラトミヨ

23) エゾトミヨ

24) オヤニラミ

25) ヤマノカミ

26) カマキリ

27) タナゴモドキ

4.方言名

5.都道府県選定種

6.まとめ

2−7 動物分布調査(昆虫類)

1.調査の目的と方法

(1) 調査の目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

ア.磁気テープ入力作業

イ.集計分析作業

2.指標昆虫類種別解説

1) ムカシトンボ

2) ムカシヤンマ

3) ハッチョウトンボ

4) ガロアムシ目

5) タガメ

6) ハルゼミ

7) ギフチョウ

8) ヒメギフチョウ

9) オオムラサキ

10) ゲンジボタル

3.指標昆虫類の分布生息環境の状態からみた都道府県の環境診断の試み

(1) 分析の方法

ア 生息地の規模の把握

イ 生息環境の状態の把握(環境指数の算出)

ウ 都道府県別レーダーチャートの作成

(2) 分析結果(指標昆虫類の分布状況生息環境状況による都道府県の環境診断)

ア 判定基準

イ 都道府県の環境診断結果

4.指標昆虫類の生息環境の破壊改変要因や個体群の絶滅減少要因

5.特定昆虫類調査の概要

6.選定基準による保護の見地から見た昆虫類の位置づけ

(1) 分布状況を表わす基準

(2) 生息状況(絶滅,減少傾向)を表す選定基準

(3) 種の保護の見地からの優先順位

(4) 選定基準別特定昆虫類

7.まとめ

(1) 指標昆虫類

(2) 特定昆虫類

2−8 表土改変状況調査

1.調査の目的と方法

(1) 調査目的

(2) 調査の内容と方法

ア 調査資料

イ 表土状況の判読

ウ データの処理

2.関東地方における表土改変の状況

(1) 調査対象域の選定について

(2) 表土の状況の改変の概要

(3) 表土改変の態様

3.まとめ

3.陸水域の自然環境

3−1 湖沼調査

1.調査の目的と方法

(1) 調査の目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

2.調査湖沼の概要

(1) 調査湖沼数

(2) 都道府県別調査湖沼の概要

(3) 成因と湖沼型の関係

(4) 成因,湖沼型別の湖沼の形態的及び理化学的特徴

ア.面積

イ.水深

ウ.水面標高

エ.透明度

オ.水温

カ.P.H

キ.D.O

3.湖沼の改変状況

(1) 湖岸線改変状況

(2) 湖岸の土地利用状況

(3) 改変の少ない湖沼

(4) 改変の進んだ湖沼

(5) 埋立て,干拓

4.保全地域の指定状況

5.特定湖沼の魚類相

(1) 湖沼別にみた魚類相

(2) 魚種ごとの分布状況

6.まとめ

3−2 河川調査

1.調査の目的と方法

(1) 調査の目的

(2) 調査の内容と方法

ア.対象河川

イ.魚類調査

ウ.河川改変状況調査

エ.原生流域調査

(3) 情報処理の内容と方法

2.河川の分類

3.魚類の生息状況

(1) 水系及び河川別生息魚類数

(2) 主要な科ごとの生息状況

ア サケ科

イ アユ科

ウ ワカサギ科

エ コイ科

(3) 放流の現況

4.河川の改変状況

(1) 水際線の改変状況

(2) 河畔の土地利用状況

(3) 河川工作物,ダム

(4) 河川の利用状況

5.原生流域

6.まとめ

4.海域の自然環境

4−1 海岸調査

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

ア.現地調査

イ.計測

ウ.集計

2.海岸(汀線)海岸陸域の現況

(1) 全国の状況

(2) 都道府県別の状況

(3) 海区海域別の海岸の状況

ア.海区別

イ.特定海域別

(4) 自然公園等における状況

3.人工海岸の原形態

(1) 海岸(汀線)及び海岸陸域区分

(2) 当時の海岸線の形態

4.海岸の連続性

(1) 同一海岸(汀線)区分の規模

(2) 長大な自然海岸

5.海岸の立入可能性と利用状況

(1) 海岸の立入可能性の現況

(2) 海岸の利用状況

6.まとめ

4−2干潟藻場サンゴ礁分布調査

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査内容と方法

ア.干潟

イ.藻場

ウ.サンゴ礁

(3) 情報処理の内容と方法

ア.干潟

イ.藻場

ウ.サンゴ礁

2.干潟の分布状況消滅状況

(1) 現存干潟の分布状況

(2) 干潟の消滅状況

(3) 昭和20年頃の干潟の分布状況

(4) 干潟消滅面積の推移と消滅理由

3.藻場の分布状況消滅状況

(1) 分布状況

(2) 消滅状況及び消滅理由

4.サンゴ礁の分布状況消滅状況

(1) 分布状況

(2) 消滅状況

5.まとめ

(1) 干潟

(2) 藻場

(3) サンゴ礁

付表1 都道府県別干潟の分布状況

付表2 藻場調査分布及び消滅域集計表(都道府県別)

付表3 藻場調査分布及び消滅域集計表(都道府県別)

付表4 藻場調査分布及び消滅域集計表(海区別)

付表5 サンゴ礁調査分布域消滅域消滅時期集計表(都道府県別)

付表6 サンゴ礁調査分布域消滅域消滅時期集計表(海域別)

4−3 海域環境調査

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

(3) 情報処理の内容と方法

2.赤潮の発生状況

4−4 海域生物調査

1.調査の目的と方法

(1) 目的

(2) 調査の内容と方法

ア.調査地区の設定

イ.調査時期及び調査回数

ウ.調査方法

(3) 情報処理の内容と方法

ア.情報処理手順

イ.とりまとめ

2.海域生物の水平分布

(1) タマキビ類

(2) フジツボ類

(3) コンブ科

(4) ホンダワラ科

3.分布区系別,海域生物出現状況

(1) 北海道東北亜区

(2) 北海道東南亜区

(3) 羽越亜区

(4) 北陸,山陰亜区

(5) 朝鮮海峡亜区

(6) 瀬戸内海亜区

(7) 三陸亜区

(8) 常盤亜区

(9) 東海亜区

(10) 南海亜区

(11) 西九州亜区

(12) 琉球亜区

4.代表海域(区)別帯状構造及び海域生物状況の特徴

(1) 石狩湾(石狩海域)

(2) 室蘭海域(胆振海域)

(3) 陸奥湾

(4) 秋田海域

(5) 富山湾

(6) 若狭湾

(7) 鳥取海域

(8) 博多湾

(9) 三陸海岸

(10) 仙台湾

(11) 東京湾

(12) 相模湾

(13) 遠州灘

(14) 伊勢湾

(15) 瀬戸内海(区)

(16) 土佐湾

(17) 有明海

(18) 鹿児島湾

(19) 沖縄海域(沖縄島海域)

5.まとめ

5.調査の問題点と今後の課題

5−1 第1回自然環境保全基礎調査

1.植生図・植生自然度調査

2.湖沼・河川・海域等水域自然度調査

3.すぐれた自然の調査

4.環境寄予度調査

5.調査体制

6.情報の処理と活用

5−2 第2回自然環境保全基礎調査

1.植生調査

2.特定植物群落調査

3.哺乳類分布調査

4.鳥類分布調査

5.両生類は虫類分布調査

6.昆虫類分布調査

7.湖沼調査

8.海岸調査

9.干潟藻場サンゴ礁分布調査

10.海域環境調査

11.海域生物調査

12.総合考察

引用文献

あとがき