平成28年度採択事業の概要

No. 事業名 協議会名 事務局 事業実施期間
(予定を含む)
71 三方五湖生物多様性保全推進事業  三方五湖生物多様性保全協議会 福井県 H28 ~ H30
72 北潟湖生物多様性保全推進事業  北潟湖の自然再生に関する協議会 福井県あわら市 H28 ~ H30
73 京都市伏見区アルゼンチンアリ根絶事業  京都市伏見区アルゼンチンアリ根絶協議会 京都府 H28 ~ H30
74 琵琶湖竹生島タブノキ林の保全・再生事業  竹生島タブノキ林の保全・再生事業推進協議会 滋賀県、長浜市 H28 ~ H29
75 芦田川水系スイゲンゼニタナゴ地域連携保全事業  芦田川水系スイゲンゼニタナゴ保全地域協議会 広島県福山市 H28 ~ H30
76 外来種ツマアカスズメバチ駆除事業  対馬市生物多様性協議会 長崎県対馬市 H28 ~ H30
77 熊本県特定外来生物スパルティナ属対策事業  熊本県特定外来生物スパルティナ属対策協議会 熊本県 H28 ~ H30
78 サンゴ群集保全推進支援事業  日南海岸サンゴ群集保全協議会 宮崎県、日南市、串間市 H28 ~ H30
79 飛鳥地域外来種駆除事業  生物多様性飛鳥地域保全活動推進協議会 飛鳥・人と自然の共生センター(橿原市昆虫館内) H29 ~ H30
80 鳴門・藍住アルゼンチンアリ対策事業  鳴門・藍住アルゼンチンアリ対策協議会 徳島県 H28 ~ H30

71 三方五湖生物多様性保全推進事業

  • 水田にて成長したフナやナマズの調査

    水田にて成長したフナやナマズの調査

協議会名(事務局)

三方五湖生物多様性保全協議会(福井県)

構成員

鳥浜漁業協同組合、福井県立大学、美しい鳥浜を創る会、ハスプロジェクト推進協議会、南西郷漁業協同組合、福井県、美浜町、若狭町

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

ラムサール条約に登録されている三方五湖において、①自然護岸の再生②湖と水田のつながりの再生③外来生物の低密度管理④ヒシ群落の適正な管理⑤自然に優しい農法の普及⑥環境教育の拡大⑦シジミのすむなぎさの再生等生物多様性を保全する取組を実施している。 28年度は、地元活動団体、研究者等の多様な主体が連携しながら、自然護岸再生を具体化するための情報共有、水田において地域在来の魚を増やす取組の検討、シジミのなぎさ再生場所の具体的な検討を進めることができた。

72 北潟湖生物多様性保全推進事業

  • 2016年9月25日北潟湖フォーラム研究報告写真

    2016年9月25日北潟湖フォーラム研究報告写真

協議会名(事務局)

北潟湖の自然再生に関する協議会(福井県あわら市)

構成員

日本野鳥の会福井県、あわら市エコ市民会議、あわらの自然を愛する会、観音川を護る会、NPO法人グリーンウェル、北潟漁業協同組合、北潟北部土地改良区、北潟地区区長会、区域内公民館、福井県

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

北潟湖周辺の水田やため池には、国の絶滅危惧種に指定される貴重な生物が多く生息し、豊かな生物相が見られる。この貴重で豊かな生物相で特に有用な魚種や、絶滅の危険性の高い種を保全するため科学的知見を得る調査を実施し、漁業者や地域住民や関係者間で情報の共有を図る。 また、北潟湖の豊かな自然の価値と保全に対する意識の醸成を図るために北潟湖フォーラムを実施し、あわら市民はもとより県内外に情報発信をおこなう。

73 京都市伏見区アルゼンチンアリ根絶事業

  • 市街地での液剤散布作業

    市街地での液剤散布作業

協議会名(事務局)

京都市伏見区アルゼンチンアリ根絶協議会(京都府)

構成員

南浜自治連合会、京都府、京都市、学識者

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

京都市伏見区中書島及びその周辺に生息する特定外来生物のアルゼンチンアリについて、防除地域からの本種の一掃を目的に多様な主体で協議会を設置し、専門家の指導を受けて、計画的な一斉防除と定期的なモニタリングを実施する。

74 琵琶湖竹生島タブノキ林の保全・再生事業

  • 市民などによるタブノキ苗の管理

    市民などによるタブノキ苗の管理

協議会名(事務局)

竹生島タブノキ林の保全・再生事業推進協議会(滋賀県、長浜市)

構成員

竹生島奉賛会、宝厳寺、都久夫須麻神社、竹生島売店組合、滋賀県自然環境保全課鳥獣対策室、滋賀県湖北森林整備事務所、長浜市

事業実施期間

平成28年度~29年度

事業の概要および成果

竹生島は、国内最大級のカワウ営巣地である。この影響を受け島の多くの植物が枯れ土砂の流出等で島の崩壊が懸念されるほどであった。このためカワウの生息数を低減する対策を進める。また、本来島を覆っていた貴重なタブノキなど被害を受けた植生回復のため、タブノキの管理や学習会を通して環境保全に対する意識を高めるとともに、新たに発見された特定外来生物アレチウリの除去やタブノキ等の更新の支障となる竹木等の管理など総合的な植生管理事業を実施する。

75 芦田川水系スイゲンゼニタナゴ地域連携保全事業

  • スイゲンゼニタナゴ産卵母貝等生息調査

    スイゲンゼニタナゴ産卵母貝等生息調査

協議会名(事務局)

芦田川水系スイゲンゼニタナゴ保全地域協議会(広島県福山市)

構成員

岡山大学、スイゲンゼニタナゴを守る市民の会、関係地域町内会及び土木常設員、宮島水族館、中外テクノス株式会社、岡山理科大学専門学校、福山市立動物園、福山市土地改良区、三菱電機株式会社福山製作所、広島県、福山市

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

近年減少傾向が著しい芦田川水系のスイゲンゼニタナゴ個体群が健全かつ安定的に生息する状態を最終的に目指し、地域連携による持続的かつ計画的な保全活動を実施。 最新の生息状況を把握するとともに、過去の知見や大学等の研究成果を総合して、生態や生息に必要な条件等を解明。緊急的な保全措置として、系統保存の拡充や再導入についても検討。これまでに本種が確認された箇所では、複数の主体が連携しながら生息環境の維持管理や監視作業を実施。合わせて、普及啓発活動も展開。

76 外来種ツマアカスズメバチ駆除事業

  • ツマアカスズメバチの営巣除去活動

    ツマアカスズメバチの営巣除去活動

協議会名(事務局)

対馬市生物多様性協議会(長崎県対馬市)

構成員

対馬市、長崎県、舟志の森づくり実行委員会、長崎県獣医師会対馬支部

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

特定外来生物ツマアカスズメバチの侵入が日本では初めて確認された長崎県対馬において、生態系被害の軽減および分布拡大防止を目的として、本種の営巣情報を収集し、物理的防除(巣の除去)を実施する。 また、駆除事業を通して本種の生態(生活史や行動)、分布、営巣地の環境条件等、本種の効果的・効率的な防除手法の検討に資する知見を集積する。

77 熊本県特定外来生物スパルティナ属対策事業

  • 大野川水辺環境(底生生物)調査

    大野川水辺環境(底生生物)調査

協議会名(事務局)

熊本県特定外来生物スパルティナ属対策協議会(熊本県)

構成員

熊本県、熊本市、宇城市、河内漁業協同組合、松尾漁業協同組合、小島漁業協同組合、沖新漁業協同組合、松橋小川漁業協同組合、熊本県立第二高等学校、熊本県立松橋高等学校

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

現在、熊本県のみに生息が確認されている特定外来生物スパルティナ属の早期防除と対象エリアに生息する水辺環境(底生生物)の調査を地域の関係者と連携し実施。 特定外来生物スパルティナ属により駆逐されつつある生物等の水産資源の回復を図り、河口・干潟本来の生態系を保全する。

78 サンゴ群集保全推進支援事業

  • オニヒトデを駆除する当協議会所属ダイバー

    オニヒトデを駆除する当協議会所属ダイバー

協議会名(事務局)

日南海岸サンゴ群集保全協議会(宮崎県、日南市、串間市)

構成員

宮崎県、日南市、串間市、宮崎大学、宮崎県スキューバダイビング安全対策協議会、日南市漁業協同組合、南郷漁業協同組合、串間市東漁業協同組合、串間市漁業協同組合、日南市観光協会、串間市観光協会

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

日南海岸国定公園では、オニヒトデやヒメシロレイシガイダマシによる食害等によるサンゴ群集の劣化が報告されており、海中景観や生態系を健全に保全するためにサンゴ食害生物の駆除活動を実施している。 また、協議会では、駆除活動のほかに会議を通じて、地域の行政、研究機関、ダイビング、観光、漁業関係者の意思疎通を図るとともに、地域住民向けにサンゴ写真展や講演を実施するなど普及活動にも取り組んでいる。

79 飛鳥地域外来種駆除事業

  • 飛鳥地域外来種調査

    飛鳥地域外来種調査

協議会名(事務局)

生物多様性飛鳥地域保全活動推進協議会(飛鳥・人と自然の共生センター(橿原市昆虫館内))

構成員

橿原市、高取町、明日香村、橿原市昆虫館、奈良県河川課、奈良県中和土木事務所、栢森自治会、天ノ香具山南協議会、NPO法人ASUKA自然塾、Forest River、農業生産法人有限会社ポニーの里ファーム、鞄工房山本、K-Smile、橿原市立畝傍中学校、明日香村立聖徳中学校、飛鳥ニューツーリズム協議会

事業実施期間

平成29年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

事業実施地域は、飛鳥時代に我が国の文化の中心として栄えた飛鳥地域である。しかし、明日香村を流れる飛鳥川は、河床から両岸にかけてオオカワヂシャ等が繁茂している。この地域で繁殖した外来植物類の種子等が流され、下流域にも影響が出ている。また、橿原市内では河川内にブラックバスやウシガエル等が生息しており、在来種の脅威となっている。そこで、協議会構成員の協働によって特定外来種を含めた外来種の調査と駆除を行い、万葉時代を彷彿とする歴史的景観と生態系の再生に努める。

80 鳴門・藍住アルゼンチンアリ対策事業

  • ベイト剤に群がるアルゼンチンアリ

    ベイト剤に群がるアルゼンチンアリ

協議会名(事務局)

鳴門・藍住アルゼンチンアリ対策協議会(徳島県)

構成員

徳島県、鳴門市、藍住町、日亜化学工業株式会社

事業実施期間

平成28年度~30年度(予定)

事業の概要および成果

徳島県鳴門市と藍住町にまたがる約50ヘクタールの区域において、平成28年6月に特定外来生物であるアルゼンチンアリの生息が確認された。区域内には住宅や事業所、農地など多様な環境に、高密度にアリが生息している状況が認められたことなどから、行政や事業者など関係機関からなる協議会を設置し、生息状況調査と、地域住民との連携による一斉防除を実施している。また、チラシ等による住民への周知や、報道機関への情報提供を積極的に行うことで普及啓発活動を併せて実施している。

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