モニタリングサイト1000の成果は、国や地方自治体による環境行政、民間企業が行う環境アセスメント調査、研究者の学術論文の作成、市民団体の教育・普及活動などに活用されています。
行政 | 環境省 | 各種計画への寄与 |
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保護地域の指定・見直し |
■ ラムサール条約湿地登録
■ 鳥獣保護区指定・見直し
■ 国立公園の指定・管理
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世界自然遺産地域の管理 |
■ 白神山地 陸生鳥類のデータを使用し、ブナ林における動植物の多様性が適切に保護されているかを把握 ■ 小笠原諸島 保全状況の主要指標として、森林草原調査、海鳥調査を使用 ■ 知床 海域管理計画定期報告書では、海鳥類の営巣状況の把握のため海鳥調査のデータを活用 |
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「生物多様性の観点から重要度の高い場所」の抽出 |
■重要湿地 2016年の見直しでは、45湿地について本業務の調査成果を使用 ■重要里地里山 選定された600か所のうち、57か所でモニタリングを実施 ■重要海域 ガンカモ類・シギ・チドリ類・海鳥調査のデータを使用 |
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野生動植物の保全管理 |
■希少種保全
■外来種、移入種等対策
■野生鳥獣対策
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地方自治体 | |
条例・各種計画の策定・改定 |
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保護地域の指定・見直し |
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野生動植物の保全管理 | ■希少種保全(レッドデータブックの改定等)
■外来種対策
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企業 | CSR、環境アセスメント | 78件(2019年度1年間で環境アセスメントを目的としてデータファイルがダウンロードされた件数) | |
学術研究(研究者等) | 学術論文、学会発表等 | 913件(2020年11月時点での累積 ※把握しているもののみ) | |
普及啓発(メディア) | 新聞やニュース等のメディアでの紹介 | ||
学術研究(研究者等) | 国際的取組との連携 | GBIF(Global Biodiversity Information Facility)へのデータ登録件数 約14万件(2020年11月時点) BISMaL(Biological Information System for Marine Life)へのデータ登録件数 約21万件(2020年11月時点) |