アマモ場調査

トピックス

調査項目と内容

現地調査主体:研究者

■調査者・専門家へのインタビュー

<アマモ場> 調査内容 調査頻度 調査結果の概要
植生 アマモ類の種類や被度等 毎年
(5 年に1度
詳細調査)
・植生の衰退・消失(6サイト中3サイト)
物理環境 調査帯の底土の粒度 5年に1度 ・底土の粒度の変化

■詳しくは調査マニュアルをご覧下さい。

分かってきたこと

アマモの衰退と消失

アマモの分布南限とされる鹿児島県指宿サイトは、特に台風や水温等といった夏場の生育環境が厳しいという特徴があります。
指宿サイトでは、アマモの被度が2011年をピークに減少し、2018年からほぼ無植生の状態が続いています。原因解明のため10年間のアマモの被度の変化と九州南部への台風の月別接近回数との関連性を調べたところ、指宿のアマモが種子となって海底の砂中で過ごす7~8月において、台風の接近回数が2011年から増加していました。このことから、台風による海底の攪乱回数が増えたことにより、アマモの種子が流出した可能性が考えられました。そのほかにもアマモの芽生えの時期に魚類に食べられるなど、複数の要因が組み合わさっていると考えられました。

指宿サイトにおけるアマモの分布変化の様子

指宿サイトにおけるアマモの分布変化

2014年(左)には一年生のアマモがたくさん成育していましたが、近年、無植生の状態が続いており、2019年も回復する様子は見られませんでした。

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■その他分かってきたことは、分かってきたこと一覧をご参照下さい。

施策への活用

調査結果へのリンク