トピックス
- ■2025.4.16 2024年度 沿岸域(磯・干潟・アマモ場・藻場)調査報告書を掲載しました。
- ■2025.3.21 磯・干潟・アマモ場調査の2024年度の結果速報を掲載しました。
- ■2025.3.6 干潟・アマモ場・藻場調査の2024年度の結果速報を掲載しました。
- ■2025.2.17 沿岸域調査(磯・干潟・アマモ場・藻場調査)の2008-2022年度のとりまとめ報告書を公表しました。
- ■2025.1.17 干潟調査とアマモ場調査の2024年度の結果速報を掲載しました。
■調査者・専門家へのインタビュー
<アマモ場> | 調査内容 | 調査頻度 | 調査結果の概要 |
---|---|---|---|
植生調査 | アマモ類の種類や被度等 | 毎年 (5 年に1度 詳細調査) |
アマモ場の長期変化を把握。台風等の影響によりアマモ南限地におけるアマモ場が衰退。 |
■詳しくはマニュアル・動画マニュアルをご覧下さい。
鹿児島県指宿サイトはアマモの分布南限とされており、特に台風や水温等といった夏場の生育環境が厳しいために、アマモの消長が激しいという特徴があります。
近年、ほぼ無植生の状態が続いており、原因解明のため10年間のアマモの消長データと気象・環境条件とを解析しました。すると、前年度の台風の到達頻度とアマモ場の減少に関係がみられ、アマモの種子が台風にともなって発生した波にさらわれてしまった可能性がみえてきました。
写真. 指宿サイトにおけるアマモの分布変化
2014年(左)には一年生のアマモがたくさん成育していましたが、近年、無植生の状態が続いており、2019年も回復する様子は見られませんでした。
■その他分かってきたことは、分かってきたこと一覧をご参照下さい。