干潟調査

トピックス

調査項目と内容

現地調査主体:研究者

■調査者・専門家へのインタビュー

<干潟> 調査内容 調査頻度 調査結果の概要
底生生物 方形枠内及びその周辺の底生動物の記録 毎年(5年に1度詳細調査)
  • 底生動物の群集構造の把握や外来種(サキグロタマツメタ等)の侵入を検出
物理環境 方形枠内及びその周辺の底土の粒度と有機物含量 5年に1度
  • 有機物含有量の減少(コアサイト8サイト中、7サイト)

■詳しくは調査マニュアルをご参照下さい。

分かってきたこと

震災から10年間の生きものの回復過程

東北地方太平洋沖地震にともなって発生した津波や地盤沈下(以下、震災という。)は、太平洋沿岸にある福島県松川浦サイトに生息する生きものに大きな影響を与えました。津波のかく乱を受けた松川浦サイトでは、干潟の底生動物の生息密度が震災以前より高くなる「過回復」の状態が2020年頃まで続いていました。しかし、2020年から2021年にかけて底生動物の密度が急激に低下しました。これは、2020年前後に発生した台風や豪雨によって、松川浦に生息する底生動物に影響を与えた可能性が考えられました。今後、確認される生きものの変化には、震災以外の環境変動によるものも増えていくことが予想されます。

松川浦サイトの磯部ポイントにおける底生動物の個体数密度の変化

松川浦サイトの磯部ポイントにおける底生動物の個体数密度の変化

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■その他分かってきたことは、分かってきたこと一覧をご参照下さい。

施策への活用

  • ・環境省レッドリストの見直し(貝類)
  • ・重要海域及び重要湿地選定の検討
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  • ■詳しくは施策への活用一覧をご参照下さい。

調査結果へのリンク