よくあるご質問(Q&A)
皆様からよくお問い合わせいただく質問とその答えを掲載します。お問い合わせの前にご確認ください。
■ 全般 に関するQ&A
■ 自然環境保全基礎調査 に関するQ&A
・植生調査
・特定植物群落
・モニタリングサイト1000
・いきものログ
・自然景観資源調査
■ 自然環境調査Web-GIS に関するQ&A
全般
生物多様性センターにはいきものの種類を判別できる専門家がいないため、お答えすることができません
写真がある場合には、春から秋の期間限定で「いきものログ」のウェブサイトにおいて「種名調べ支援」を実施しています。
この期間にいきものの種類に関する質問を書き込むと、専門家が種名を答えたり、調べるアドバイスをしてくれたりします。詳しくは、以下URLをご覧ください。
・種名調べ支援 https://ikilog.biodic.go.jp/IdentifyRequest/
できるだけ早く回答するようにしていますが、場合によっては、ご希望の日数で回答できないことがある旨ご了承ください。
確認が必要なお問合せについては、1~2週間ほどかかる場合があります。
自然環境保全基礎調査
植生調査
全国植生調査データベースは、Accessという、Microsoft社製のデータベース管理ソフトを使用しています。
Accessからファイルを開いていただくか、データ表示だけならMicrosoft社製のExcelで以下の方法から開くことができます。
〈ExcelでのAccessデータ表示方法〉
① Excelを開く
② データ>データの取得>データベースから(D)>Microsoft Accessデータベースから(C)をクリック
③ 表示したいデータを選択
特定植物群落
日本では気候や地形・地質等の諸条件から豊かな植物相を有していますが、全国各地で大規模な土地開発や天然林の伐採・人工林地化等により日本列島の植物相の多様性が次第に失われつつあります。
このような状況において、日本の自然を健全な姿で後代に伝えるためには、下記①~③などの種類やその生育地、生育状況等を把握し、保護対策を検討する必要があります。
① 規模や構造、分布等において代表的・典型的なもの
② 代替性のないもの
③ きわめて脆弱であり、放置すれば存続が危ぶまれるもの
そのため8つの選定基準を設けて、これに該当する植物群落を地域特性も考慮しながら、分布・生育状況・変化の状況を把握するために都道府県別に選定したものが特定植物群落となっております。
個別の特定植物群落について、どのような理由で選定されたものかは、自然環境調査Web-GIS(http://gis.biodic.go.jp/webgis/)にて
検索いただけますと、その選定基準の内容等を確認いただくことができます。
「特定植物群落」には一律に適用される法規制はありません。
しかし特定植物群落に指定されている場所によっては、自然公園・鳥獣保護区・天然記念物等に含まれたり、個別の条例等で規制されている場合がありますので、
必要に応じてそれぞれを所管する環境省の事務所、都道府県、市町村等へお問い合わせください。
また、上記いずれにも該当しない場合でも、特定植物群落は、保護対策を検討する必要がある植物群落として選定されていますので、伐採などの開発行為を検討されている際には、
可能な限り現状を把握した上で地域関係者等と調整いただきながらその場所を避けていただく等のご配慮をいただければと思います。
モニタリングサイト1000
行政の施策・学術研究・自然環境保全に必要な利用について、許可された場合に限り利用いただけます。
利用に必要な申請書の様式、利用可能なデータ等については、生物多様性センターメールアドレス宛(
)までお問い合わせください。
里地データについては、お問い合わせからデータのご提供までお時間をいただいておりますので、余裕を持って申請をお願いします。
いきものログ
自然景観資源調査
自然景観資源とは「陸景」「水景」に分けられ、それぞれの特色によって以下のようなものがあります。
陸景:火山景観(カルデラ、噴泉、風穴等)、山地景観(カール、モレーン、断崖・岩壁等)、石灰岩景観(カルスト地形)、特殊地学景観(節理等)
水景:河川景観(瀞、滝、断崖・岩壁等)、湖沼景観(湖沼、湿原)、海岸景観(隆起サンゴ礁、砂浜、海食崖等)、特殊地学景観(節理等)
また自然景観資源は以下のような視点で選ばれています。
○視対象である自然景観の基盤をなす地形、地質及び自然景観として認識される自然現象であること
○通常、人間が視覚的に自然景観として認識できるスケールであること
○視覚に訴える特徴的なものであること
○人工的に造成された物ではないこと
○季節的な自然現象ではないこと
1989年に生物多様性センターで自然景観資源について調査し報告書をまとめています。各都道府県ごとの情報をまとめた図も掲載してます。
https://www.biodic.go.jp/kiso/19/19_keika.html#mainText
自然景観資源には、一律に適用される法規制はありません。
しかし自然景観資源の場所によっては、自然公園・鳥獣保護区・天然記念物等に含まれたり、個別の条例等で規制されている場合がありますので、
必要に応じてそれぞれを所管する環境省の事務所、都道府県、市町村等へお問い合わせください。
自然環境調査Web-GIS
植生調査のGISデータ(shape)の調査回ごとの有無と内容は、以下のとおりです。
第 1 回(1973年度): 縮尺1/20万の植生図。GISデータ無。
第2~3回(1979-1986年度): 縮尺1/5万の植生図。全国をカバーする植生図を2期に分けて整備。
第4~5回:(1989-1998年度)縮尺1/5万の植生図。異なる2時期の人工衛星画像を比較することにより植生の改変部分を抽出し、その改変状況を把握することで、1/5万植生図を更新。GISデータは調査終了後1996年~1998年度に整備。
第6~7回(1999年度-): 縮尺1/2.5万の植生図。GISデータ有。
ページが表示されない場合は、以下を試してみてください。
・URLをアドレスバーに直接入力して再度アクセス (http://gis.biodic.go.jp/webgis/index.html)
※「http」の後に「s」を付けないでください。自動で「s」が付く場合(ブラウザ)もありますのでその際には「s」を取ってアクセスしてください。
・別のブラウザで表示できるかどうか確認
・ブラウザのキャッシュと履歴をクリアし再起動
自然環境調査Web-GISの日本地図上で調べたい場所をクリックすると、「当地域を含むGISデータダウンロード」と書かれた小さいウィンドウが表示されます。
「当地域を含むGISデータダウンロード」の文字をクリックすると、その地域で行われた調査のデータを見たり、ダウンロードしたりすることができます。
詳しくは、日本地図画面右上の「マニュアル▼」をクリックして、「4.データ表示」をお読みください。