植生調査 3次メッシュデータ
このページでは植生調査の成果物の一つであるメッシュデータを、直接、加工・解析する方に向け、 データファイルを提供しています。ご利用にあたっては以下の注意事項及び解説をお読みください。
名称 | 形式・サイズ | download |
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植生調査共通凡例コード等(第2版、2001-10-31~) | lzh形式,18.2KB |
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第4回基礎調査 植生3次メッシュデータ(1988-1992) | lzh形式,960KB |
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第5回基礎調査 植生3次メッシュデータ(1992-1996) | lzh形式,964KB |
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1. 植生調査 3次メッシュデータの利用について
(1) ご利用にあたっての注意
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データの著作権はすべて環境省が有します。
データの利用に際しては「生物多様性センター ウェブサイト利用規約」にご同意頂くことが必要です。
これらのデータは、日本における自然環境の現状を把握するために収集・加工したデータです。そのため、必ずしも利用者の皆様が想定する利用目的に適合しているとは限りません。利用目的に適合しているかどうかをご自身の責任においてご判断下さい。
事由の如何を問わず、ファイルの利用により利用者又は第三者に生じた損害については、環境省は一切の責任を負いません。
データ作成には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。もし、データの誤り等にお気づきの際は、以下の「利用に関するお問合わせ先・連絡先」までご一報ください。
本注意事項は、予告なく変更する場合があります。
(2) 利用に関するお問い合わせ先・連絡先
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環境省自然環境局生物多様性センター 調査科
山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾5597-1
TEL 0555-72-6033
E-mail

2. 圧縮ファイルの構成について
(1) 植生調査共通凡例コード等(veg_c02.lzh)の内容
以下のファイルで構成されています。
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植生区分一覧 veg_kubun.csv
集約群落一覧 veg_syuyaku.csv
群落一覧 veg_gunraku.csv
植生自然度一覧 veg_sizendo.csv
改訂履歴
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2001-10-05 第1版発行
2001-10-31 第2版発行
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veg_gunraku.csv で、veg04mesh.csv 及び veg05mesh.csv の凡例コードと整合性がとれていなかった市街地系の凡例コードを修正
veg_syuyaku.csv で、veg_gunraku.csv の集約群落コードと整合性のとれていなかった集約群落コードを修正
(2) 第4回基礎調査 植生3次メッシュデータ(veg04m01.lzh) の内容
以下のファイルで構成されています。
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第4回調査メッシュデータ veg04mesh.csv
改訂履歴
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2001-10-05 第1版発行
(3) 第5回基礎調査 植生3次メッシュデータ(veg05m01.lzh) の内容
以下のファイルで構成されています。
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第5回調査メッシュデータ veg05mesh.csv
改訂履歴
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2001-10-05 第1版発行
3. 植生調査共通凡例コード等一覧
以下のファイルで構成されています。
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植生区分一覧 veg_kubun.csv
集約群落一覧 veg_syuyaku.csv
群落一覧 veg_gunraku.csv
植生自然度一覧 veg_sizendo.csv
第4回及び第5回の自然環境保全基礎調査植生調査で使用した凡例等の共通コードを格納しています。
(1) 植生区分について
全国の植生を、植生帯、自然植生・代償植生、立地の別などにより区分したもの。市街地等の人為的なものを含め、10に区分しています。
(2) 群落名・集約群落名について
植物社会学的群落名を採用し、原則として各都道府県で使用された凡例名をそのまま使用しています。また、類似の群落名を統合し、「集約群落名」とし、集計に使用しています。
(3) 自然度について
植物社会学的な観点から土地の自然性がどの程度残されているかを示す一つの指標として導入しており、10ランクに区分しています。「緑の国勢調査-自然環境保全調査報告書-」(環境庁,1976)では自然度を以下のように説明しています。
”自然度”とは「自然は人間の手のつけ具合、人工の影響の加わる度合によって、きわめて自然性の高いものから、自然性の低いものまで、いろいろな階層にわかれて存在する」という意味で使った言葉である。
(4) 各テーブルの説明
各テーブルの仕様は以下のとおり。
植生区分一覧 (veg_kubun.csv)
番号 | フィールド名 | 書式 | 内容 | キー |
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1 | 植生区分コード | 半角文字 | 各植生区分に割り当てられたコード | 主キー |
2 | 植生区分記号 | 半角文字 | 植生区分記号 | - |
3 | 植生区分名 | 全角文字 | 植生区分名 | - |
集約群落一覧 (veg_syuyaku.csv)
番号 | フィールド名 | 書式 | 内容 | キー |
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1 | 集約群落コード | 半角文字 | 集約群落にに割り当てられたコード | 主キー |
2 | 集約群落名 | 全角文字 | 集約群落名 | - |
群落一覧 (veg_gunraku.csv)
番号 | フィールド名 | 書式 | 内容 | キー |
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1 | 植生区分コード | 半角文字 | 植生区分コード | 植生区分一覧に詳細 |
2 | 群落コード | 半角文字 | 群落名に割り当てられたコード | 主キー |
3 | 群落名 | 全角文字 | 使用群落名(凡例名) | - |
4 | 自然度コード | 半角文字 | 群落名に対応する植生自然度01~10 | 植生自然度一覧に詳細 |
5 | 集約群落コード | 半角文字 | 当該群落が属する集約群落(コード) | 集約群落一覧に詳細 |
植生自然度一覧 (veg_sizendo.csv)
番号 | フィールド名 | 書式 | 内容 | キー |
---|---|---|---|---|
1 | 自然度コード | 半角文字 | 植生自然度コード | 主キー |
2 | 自然度 | 全角文字 | 植生自然度 | - |
3 | 区分内容 | 全角文字 | 植生自然度区分の内容 | - |
4 | 区分基準 | 全角文字 | 植生自然度区分の基準 | - |
4. 植生メッシュデータ(第4回及び第5回共通)
説明対象データファイル:
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第4回基礎調査メッシュデータ veg04mesh.csv
第5回基礎調査メッシュデータ veg05mesh.csv
(1) 調査方法
第4回基礎調査
第2回基礎調査および第3回基礎調査で整備した5万分の1現存植生図 (昭和62年度までに1,293面が印刷・刊行)について、その経年変化を把握するために実施しました。
変化把握を効率的に行うため、人工衛星画像を活用する方法を新たに導入しています。 新・旧2時点の衛星画像データ (ランドサットMSS, TM等)を解析して植生改変地を抽出し、 その結果を基に各都道府県において現地調査するというもので、調査期間の短縮による最新情報の全国整備が図りました。
これらの方法によって抽出された全国の植生の改変状況に基づき、全国整備した5万分の1現存植生図を修正するため5万分の1現存植生改変図を作成しました。また、コード化したデータにより1/250万現存植生図並びに1/250万植生自然度図を作成しています。
第5回基礎調査
第4回基礎調査同様の方法で、衛星画像(ランドサットTM又はMSS)解析等により経年変化を把握。第4回基礎調査同様、現存植生改変図、1/250万現存植生図並びに1/250万植生自然度図を作成しました。
(2) メッシュの読み取り方法
現存植生図上のメッシュの読みとりは地域基準メッシュ(3次メッシュ)の中央に直径5mmの測定円(約5ha)を設定し、円内で最も広い面積を占める群落をそのメッシュの代表とする(小円選択法)。
読みとり条件は以下のとおり。
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メッシュ内の測定円に植生が一部でも含まれたとき、含まれた範囲について原則を適用する。(海岸線等)
測定円に陸地が含まれても、植生図中に群落が表示されておらず、陸地面積が微少な時は除外する。(極めて小さい島嶼等)
読みとり範囲で、図の読みとりが不可能なときは「不明区分」を用いて表示する。
陸域で囲まれるような湖沼、河川については、現存植生図中に該当凡例がなくても開放水域とする。
測定円に2都道府県以上がまたがる場合は、最大面積を占める都道府県のうち、最も広い面積の群落をそのメッシュの代表とする。
(3) 植生メッシュデータ一覧ファイルのフィールドについて
テーブルを構成するフィールド仕様は以下のとおり。
番号 | フィールド名 | 書式 | 内容 | キー |
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1 | メッシュコード | 半角文字 | 地域基準メッシュ(3次メッシュ)コード (JIS.C6340-1976) | 主キー |
3 | 群落コード | 半角文字 | 読みとり群落のコード | 群落一覧に詳細あり |