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生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の基礎情報

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地形的湿潤度指数(TWI)

■内容
湿地環境や生態系の保全・再生によるEco-DRRの推進が見込まれる場所を抽出する際に参考となる「湿地としてのポテンシャルがあり、一時的に水を貯留できる可能性がある場所」を示すことを目的に、全都道府県を対象に「基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデル」(国土地理院)を用いて、全国を対象に約30mメッシュで算出されました。 地形的湿潤度指数(TWI)は、流域スケールで水が貯まりやすい場所を評価する指標であり、ここでは0-1の範囲で正規化した値を示します。

■原典
国土地理院「基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデル」(URL1参照)をもとに加工。国土交通省「流域界・非集水域データ」(URL2参照)の水系域コードの単位で正規化。/国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデルを使用して作成(測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 4JHs 485)。
URL1:https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php
URL2:https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gmlold/datalist/gmlold_KsjTmplt-W12.html

■留意事項
・原点の基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデルの利用の際には、測量法に基づき、測量成果の複製又は使用の申請が必要となる場合があります。詳しくは利用規約をご覧ください。「国土地理院の地図の利用と測量成果の複製・使用申請について(参照URL https://www.gsi.go.jp/LAW/2930-index.html)」
・TWIはDEM解像度に強く影響を受けることが知られています。ここでは微地形の影響を除外するため、DEM30mの解像度で全国を対象に計算を行っています。また、流域内での水の貯まりやすさを指数として整備するため、水系域単位で値を正規化しています。

最近接水路鉛直距離(HAND)

■内容
湿地環境や生態系の保全・再生によるEco-DRRの推進が見込まれる場所を抽出する際に参考となる「湿地としてのポテンシャルがあり、一時的に水を貯留できる可能性がある場所」を示すことを目的に、全都道府県を対象に「基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデル」(国土地理院)を用いて、全国を対象に約30mメッシュで算出されました。 最近接水路鉛直距離(HAND)は、局所的に水が貯まりやすい場所(下流に水が抜けにくい場所)を評価する指標であり、ここでは0.2m以下の値を表示しています。

■原典
国土地理院「基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデル」(URL1参照)をもとに加工。/国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデルを使用して作成(測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 4JHs 485)。
URL:https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php

■留意事項
・原点の基盤地図情報10mメッシュ数値標高モデルの利用の際には、測量法に基づき、測量成果の複製又は使用の申請が必要となる場合があります。詳しくは利用規約をご覧ください。「国土地理院の地図の利用と測量成果の複製・使用申請について(参照URL https://www.gsi.go.jp/LAW/2930-index.html)」

地形・地質等から期待される雨水浸透機能

■内容
雨水浸透対策を検討する際に参考となる「緑地等として残すことで雨水の浸透が期待できる場所」を示すことを目的に、全都道府県を対象に作成されました。土砂災害警戒区域、土砂災害警戒特別区域、地すべり防止区域については、地図から除外しています。

■原典
1. 国土交通省「国土調査(土地分類調査・水調査)20万分の1土地分類基本調査GISデータ 地形分類図、表層地質図」(URL1参照)をもとに加工。/土地利用基本調査については、広域にわたる地域開発計画その他各種の広域的開発計画の基礎資料とするために、土地の自然条件(地形、表層地質、土壌など)、土地利用の現況等を調査し、縮尺20万分の1に相当する精度の地図と説明書にとりまとめたものです。 昭和40年代から50年代にかけて国が主体となって全国を対象に実施した調査です。
2. 1.で作成したデータについて、国土数値情報「地すべり防止区域 第1.1(2021年度)版」(URL2参照)、国土数値情報「土砂災害警戒区域データ 第2.0(2021年度)版」(URL3参照)、香川県オープンデータカタログ「地すべり防止区域(農林水産大臣指定)」(参照URL https://opendata.pref.kagawa.lg.jp/dataset/529.html)、香川県オープンデータカタログ「地すべり防止区域(国土交通大臣指定)」(参照URL https://opendata.pref.kagawa.lg.jp/dataset/526.html)を用い、該当地域を除外して作成しています。
URL1:https://nlftp.mlit.go.jp/kokjo/inspect/landclassification/download.html
URL2:https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A46-v1_1.html#prefecture01URL3:https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A33-v2_0.html

■留意事項
・原点の国土調査を使用する場合は、「国土調査(土地分類調査・水調査)コンテンツ利用規約(参照URL https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/other/agreement.html#agree-04)」の利用条件を遵守するとともに、約款に示される方法により「国土交通省国土調査」を使用したことを必ず明記してください。
土地分類基本調査の元データに複数のデータが入っているセルがあります(主には岩手県、北海道、中国地方等)。本データを活用して詳細な検討をされる場合は環境省自然環境局生物多様性戦略推進室までお問い合わせください。なお、今後元データが修正された際には、本マップについても改修を検討しております。
・国土数値情報「地すべり防止区域 第1.1版」については、表示されている情報は概要であり、地すべり防止区域の正確な境界・位置・面積を表しているわけではありません。一部のデータは、その範囲等の正確性について当該都道府県の確認を得ていません。また、当該地点で施設台帳が未整備だった箇所及び台帳のみで具体的な区域特定が困難だった箇所は収録していません。/詳細については、各都道府県の砂防担当部署に必ず確認してください。/一部の都道府県はデータ化していません。/データ化していない地域は、<地すべり防止区域_収録状況>のレイヤに示しています。 国土数値情報「土砂災害警戒区域データ」については、原典の情報説明において、以下のとおり記載があります。/①各都道府県から提供された資料を基にデータを作成しています。原点の有するデータ欠損、誤り等はそのまま反映されます。/②本データは整備途中段階の資料を基に作成しており、最新のものではありません。このため公示された全ての箇所についてデータが整備されているわけではありません。/③整備箇所は順次見直しを行っており、既存の箇所についても見直しを行っている場合があります。/④一部の区域では警戒区域の指定のみ先行して行っており、特別警戒区域については今後指定される可能性があります。属性の「特別警戒未指定」をご参照下さい。/⑤本データは1/25000レベルの精度で作成されており、あくまでもおおよその位置を確認するものであり、現行のものとは誤差があります。このため制限行為等の発生する指定地範囲については、土木事務所や市町村の指定資料を別途詳細に確認する必要があります。/⑥本データの利用により損失・損害が発生した場合、国土交通省ならびに原典資料提供元の都道府県には責任を負いません。/⑦その他の留意事項について個別の情報を参照してください。

自然的景観の多様度

■内容
貴重な動植物の生育・生息場や餌場として重要だと想定される場所を抽出する際に参考となる「多様な種の生息・生育が期待できる場所」を示すことを目的に、全都道府県を対象に「植生図」(環境省自然環境局生物多様性センター)を用いて作成されました。 里山など生態系のモザイク性が高い場所を評価する指標であり、ここでは0-1の範囲で正規化した値を示します。

■原典
環境省自然環境局生物多様性センター「植生図」(URL1参照)をもとに加工。/国立環境研究所にて作成した植生図凡例に対応した日本全国標準土地利用メッシュデータ(小川みふゆ, 松崎紗代子, 石濱史子. 環境省 1/25,000 植生図凡例に対応した日本全国標準土地利用メッシュデータの凡例の作成. 保全生態学研究 25.1 (2020): 1908. )を使用して作成。
URL:http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-025.html?kind=vg67

水田の占有率

■内容
貴重な動植物の生育・生息場や餌場として重要だと想定される場所を抽出する際に参考となる「連続した環境が生物多様性に寄与している場所」を示すことを目的に、全都道府県を対象に「植生図」(環境省自然環境局生物多様性センター)を用いて作成されました。 大型鳥類の餌場等としての機能が期待できる場所を評価する指標であり、ここでは0-1の範囲で正規化した値を示します。

■原典
環境省自然環境局生物多様性センター「植生図」(URL1参照)をもとに加工。/国立環境研究所にて作成した植生図凡例に対応した日本全国標準土地利用メッシュデータ(小川みふゆ, 松崎紗代子, 石濱史子. 環境省 1/25,000 植生図凡例に対応した日本全国標準土地利用メッシュデータの凡例の作成. 保全生態学研究 25.1 (2020): 1908. )を使用して作成。
URL:http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-025.html?kind=vg67

Eco-DRRの基礎情報に関する問合せ

環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性戦略推進室
 03-5521-8275

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