2010年5月に公表された生物多様性総合評価(JBO)では、日本の生物多様性について過去約50年間の長期的な変化の傾向を評価しましたが、生物多様性の損失の要因や状態は地域によって異なるため、具体的な対策を進めていくにあたっては、どこで損失が進行しており、どこを優先的に対策すべきかなど空間的な情報の整備が課題となっていました。このため、2010年から2ヶ年かけて「生物多様性評価の地図化に関する検討委員会(座長:中村太士 北海 道大学教授)」を開催し、日本の生物多様性の現状等を評価した地図を作成しました。また、地図とあわせて市町村毎の生物多様性に関する基本情報を整理した生物多様性カルテを作成しました。
※生物多様性評価地図及び生物多様性カルテを利用する前に、利用上の注意を必ずご確認下さい。