魚類へい死原因究明のための研究I -コイの溶存酸素低下時における血液性状の変化-(横浜市公害研究所報 第14号)

追加情報

フィールド
メタデータのファイル識別子 gxyh_yokohama_BD_430
題名 魚類へい死原因究明のための研究I -コイの溶存酸素低下時における血液性状の変化-(横浜市公害研究所報 第14号)
公開日 1990年03月01日
管理者情報/管理者個人名
管理者情報/管理者組織名 横浜市環境創造局環境科学研究所
管理者情報/管理者職務名
管理者情報/責任者職務コード 003
管理者情報/国 日本
管理者情報/郵便番号 221-0024
管理者情報/都道府県 神奈川県
管理者情報/市区町村 横浜市
管理者情報/所在地 神奈川区恵比須町1番地 澁澤ABCビルディング1号館5階
管理者情報/電話番号 045-453-2550
管理者情報/ファックス番号 045-453-2560
管理者情報/電子メールアドレス ks-kanken@city.yokohama.jp
管理者情報/案内時間 9:00-17:00
管理者情報/問い合わせの手引き 土日祝日休業
オンライン情報源のURL https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kankyohozen/kansoku/science/shiryo/syohou.html
地表の範囲名称 神奈川県-横浜市
西側境界経度 139.464783
東側境界経度 139.725328
北側境界経度 35.592661
南側境界経度 35.312502
時間範囲
解像度コード
データセット言語コード ja
データセットの文字符号集合 N/A
要約 市内河川で発生する魚類のへい死事故の原因究明の一助とするために、コイの溶存酸素量低下時の生理学的反応を検討した。実験条件は、流水式の実験装置を用いDO量低下速度が約3時間で1mg/ℓ の遅い時、1時間で1mg/ℓ以下の速い時、約0.5時間で1mg/ℓ以下の非常に速い時の3つであった。実験開始後の行動は、遅い時で呼吸数の増加、速い時は呼吸数の増加、遊泳行動の活発化、鈍化、鼻上げ行動が出現した。その時のDO量はどちらも0.5mg/ℓ以下であった。血液性状のヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値、赤血球数は低下速度が遅いと徐々に増加し、早いとヘマトクリット値、赤血球容積(MCV)が増加、平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)が減少した。血漿成分のグルコース量は低下速度が速いほど急激に増加し、鼻上げ行動出現時にピークに達し、その後徐々に減少した。Ca量、Mg量、無機Pも同様であった。また蛋白量、総コレステロールは減少していた。以上から、コイは溶存酸素量の低下速度の違いによって生理的に鋭敏に反応し、その後の反応に影響を及ぼすことが明らかとなった。また溶存酸素低下のストレスは、水温等の他の要因によって増強され、へい死に至るものと推測される。
主題
キーワード
アクセスの制約 URLをご参照ください。
使用の制約 著作権は原則として横浜市に帰属します。詳細についてはお問い合わせください。
空間表現型コード
フォーマット名
配布に使用するメディア
メタデータの言語コード ja
メタデータの日付 2020年01月31日