メタデータのファイル識別子 |
touhoku_2016_seitaikei_kanshi |
題名 |
平成28年度東北地方太平洋沿岸地域生態系監視調査 調査報告書 |
公開日 |
2017年03月17日 |
管理者情報/管理者個人名 |
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管理者情報/管理者組織名 |
環境省生物多様性センター調査科 |
管理者情報/管理者職務名 |
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管理者情報/責任者職務コード |
003 |
管理者情報/国 |
日本 |
管理者情報/郵便番号 |
403-0005 |
管理者情報/都道府県 |
山梨県 |
管理者情報/市区町村 |
富士吉田市 |
管理者情報/所在地 |
上吉田剣丸尾5597-1 |
管理者情報/電話番号 |
0555-72-6031 |
管理者情報/ファックス番号 |
0555-72-6035 |
管理者情報/電子メールアドレス |
biodic_webmaster@env.go.jp |
管理者情報/案内時間 |
9:00-17:00 |
管理者情報/問い合わせの手引き |
土曜、日曜、祭日は休業 |
オンライン情報源のURL |
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地表の範囲名称 |
岩手県、宮城県、福島県、千葉県 |
西側境界経度 |
139.69411111 |
東側境界経度 |
142.07222222 |
北側境界経度 |
41.54644444 |
南側境界経度 |
34.89980555 |
時間範囲 |
2016-07-12/2017-03-17 |
解像度コード |
003 |
データセット言語コード |
ja,en |
データセットの文字符号集合 |
N/A |
要約 |
2011 年3月11 日に発生した東北地方太平洋沖地震及びそれに伴う津波(以降、東日本大震災という)は、東北地方太平洋沿岸を中心とする地域の自然環境、生活環境、社会環境に極めて大きな影響を与えた。本調査では、東日本大震災による自然環境への影響が特に顕著であった東北地方太平洋沿岸地域等において、干潟、アマモ場、藻場の調査を行うとともに、地震等による自然環境等への影響を把握することを目的とした。 2.調査結果 (1) 干潟調査 干潟では、今年度、5サイトにおいて定性及び定量調査を行い、底生動物の出現の有無を記録した。調査結果から、井土浦サイトは、震災前より底生動物の種数は少なく【震災前:45種、2016年:33種】、個体数も震災後の2012年より約40%程度減少していたが、津軽石川河口サイト及び松島湾サイトでは、震災前より底生動物の種数は多く【津軽石川河口:41種から54種、松島湾:64種から76種】、個体数は、震災後の2012年より津軽石川河口サイトで約4倍、松島湾サイトで約2倍程度、多い状況となっていた。全体的にみると、種数は震災後(2012年)には比較的大きな増減がみられたものの、2013年以降はほぼ定常的な状態となっていた。また、震災前は干拓地であった小友浦(2013年から調査開始)や、震災前の状態は不明なものの、2015年から調査地に加えた鮫川河口では、多種多様な底生動物種が確認されており【小友浦:46種、鮫川河口:77種】、いずれも重要な干潟であると考えられた。 (2) アマモ場調査 アマモ場では、万石浦サイトにおいてライン調査と方形枠調査を実施した。万石浦サイトの黒島西岸のアマモ場では、2012年の調査以降、アマモが増減を繰り返しており、2015年にパッチ状のアマモ群落の回復がみられたが、今年度は被度5%以下の点生となり、アマモが再び減少した。このアマモ場が回復しきれない要因として、震災後にみられる軟泥の集積の影響が考えられた。 (3) 藻場調査 藻場では、今年度、山田湾、女川湾サイトにおいて方形枠及びライン調査を行い、出現する海藻種及び被度を記録した。調査の結果、山田湾及び女川湾サイトでは、マコンブやワカメなどの大型藻類がほとんどみられず、小型海藻(例、ヒジキやフダラク)が多く観察された。今年度は三陸海岸全体でコンブ類があまりみられなかったが、女川湾については、昨年度末に湾口部に防波堤が完成し、海水の出入りが少なくなったこともコンブ藻場が消失した原因であると考えられた。 |
主題 |
東北地方、太平洋沿岸、東日本大震災、地震、津波、生態系、モニタリング、干潟、藻場、アマモ場 |
キーワード |
干潟、アマモ場、藻場、三陸海岸、仙台湾、宮古湾、津軽石川河口、山田湾、女川湾、万石浦、広田湾、小友浦、松島湾、井土浦、鮫川、一宮川、夷隅川、底生動物、アサリ、イトメ、アリアケモドキ、アシハラガニ、イボウミニナ、マツシマカワザンショウ、アマモ、海草、アラメ、ワカメ、コンブ、ガラモ、海藻 |
アクセスの制約 |
グリーン復興プロジェクトしおかぜ自然環境ログ-東日本大震災による自然環境の変化を記録・共有するためのサイト-ホームページ(http://www.shiokaze.biodic.go.jp/)から提供されています。 |
使用の制約 |
生物多様性センターのホームページにある成果物の取り扱いについて(http://www.biodic.go.jp/kiso/kiso_attention.html)に準じて利用下さい。申請手続き等が必要な場合があります。 |
空間表現型コード |
001,004 |
フォーマット名 |
pdf, xls, csv |
配布に使用するメディア |
オンライン |
メタデータの言語コード |
ja |
メタデータの日付 |
2017年03月17日 |