メタデータのファイル識別子 |
gxyh_yokohama_BD_448 |
題名 |
横浜市北部に分布するヌカエビParatya compressa improvisa の生態に関する研究 -港北ニュータウンの地区3号公園とこども自然公園の2地域個体群の形態及び繁殖生態の比較-(横浜市環境科学研究所報 第17号) |
公開日 |
1993年03月01日 |
管理者情報/管理者個人名 |
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管理者情報/管理者組織名 |
横浜市環境創造局環境科学研究所 |
管理者情報/管理者職務名 |
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管理者情報/責任者職務コード |
003 |
管理者情報/国 |
日本 |
管理者情報/郵便番号 |
221-0024 |
管理者情報/都道府県 |
神奈川県 |
管理者情報/市区町村 |
横浜市 |
管理者情報/所在地 |
神奈川区恵比須町1番地
澁澤ABCビルディング1号館5階 |
管理者情報/電話番号 |
045-453-2550 |
管理者情報/ファックス番号 |
045-453-2560 |
管理者情報/電子メールアドレス |
ks-kanken@city.yokohama.jp |
管理者情報/案内時間 |
9:00-17:00 |
管理者情報/問い合わせの手引き |
土日祝日休業 |
オンライン情報源のURL |
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kankyohozen/kansoku/science/shiryo/syohou.html |
地表の範囲名称 |
神奈川県-横浜市 |
西側境界経度 |
139.464783 |
東側境界経度 |
139.725328 |
北側境界経度 |
35.592661 |
南側境界経度 |
35.312502 |
時間範囲 |
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解像度コード |
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データセット言語コード |
ja |
データセットの文字符号集合 |
N/A |
要約 |
都市自然の中で生息する在来の生物種の把握を目的として、ヌカエビParatya compressa improvisa の生態的な研究を行った。調査地域は、横浜市北部を流れる鶴見川水系に位置する港北ニュータウンの地区3号公園(以下TK地区)と帷子川水系のこども自然公園内の小池(KO地区)であった。各地区の採集個体数はTK地区が395尾、KO地区が284尾で、その内抱卵個体は42尾、31尾であった。体長組成は、両地区とも雌の方が大きかった。最大値は、雌の31.1mm、抱卵個体の最小値は、18.7mmであった。 額角の形態は、上縁歯数は両地区合わせて2~16の範囲で、8~9にモードがあった。地区別比較では、TK地区の方がKO地区より多かった。額角長は体長の増加とともに長くなっていった。また上縁歯後縁の位置は、体長の増加とともに眼下後縁からの長さが伸びていく傾向を示した。この位置と歯数との関係では、前者が長くなると歯数が少なくなっていった。腹部第2節の形態は、雌雄で異なり、特に雌が20mm前後になると腹節の高さと幅が増加していった。この変化は繁殖期の抱卵個体で顕著であった。 初期発生段階I期のクラッチサイズ(一腹の抱卵数)は、季節による変動が大きいが、TK地区の方がKO地区より多く、また体長の増加とともに多くなっていく傾向を示した。その平均的な関係式は、CS=7.925x10⁻²・BL²·⁴⁵⁷であった。平均卵体積は、KO1地区の方がTK地区より明らかに大きかった。季節別では、春が夏より高い値を示した。体長との関係では正の相関関係を示した。クラッチサイズと平均卵体積との関係は、あまりなかったが、地区別に異なった分布を示した。TK地区が小卵多産、KO地区が大卵少産の傾向を示した。以上の結果から2地域個体群は、すなわちヌカエビの繁殖様式の柔軟性を示しているものと考えた。またこれらの変動は、生息環境、エサ条件等の要因が関与しているものと思われた。 |
主題 |
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キーワード |
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アクセスの制約 |
URLをご参照ください。 |
使用の制約 |
著作権は原則として横浜市に帰属します。詳細についてはお問い合わせください。 |
空間表現型コード |
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フォーマット名 |
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配布に使用するメディア |
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メタデータの言語コード |
ja |
メタデータの日付 |
2020年01月31日 |