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事業活動と生物多様性の関係は複雑で事業の内容によって様々ですが、同一業種であれば事業活動と生物多様性の関係は類似していると考えられます。そのため、業界をまとめる立場にある事業者団体は、業界の特性を考慮した行動指針の作成や、所属団体の能力構築など、重要な役割を期待されています。また、地方経済界にも、地方の事業者の取組を促進する役割が期待されています。
「生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた事業者団体向け手引き」では、これから取組を始めようとする事業者団体の方々に向けて、事業者団体が業界における生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を促進するヒントとなるよう、第1章では事業活動と生物多様性との関わりの把握、第2章では取組の進め方の概要を説明し、第3章では業界における行動指針の作成など、8つの有効な手段について、その考え方や実践の方法、具体の取組事例などを紹介しています。
「手引き」は素案として、平成27年に公表し、同年に「手引き(素案)」を活用して、事業者団体の取組を支援する「モデル事業」を実施しました(※1)。そして、モデル事業の成果を踏まえて「手引き(素案)」の内容を修正し、平成28年に「手引き(案)」としてとりまとめました(※2)。
※1報道発表(環境省)
※2報道発表(環境省)
環境省では、上記の通り、平成27年度に事業者団体を対象としたモデル事業を実施しました。
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