全長約25cm。雄成鳥は頭部が灰褐色で、体上面はオリーブ褐色。胸・腹は灰褐色、脇はオリーブ褐色で、腹中央と下尾筒は白い。尾羽は黒褐色で外側尾羽には白斑があり、飛んだときに目立つ。上嘴は黒く、下嘴は淡橙色。足は淡橙色。雄幼鳥と雌は頭部の灰色味が淡く、喉は淡褐色で褐色の縦斑があるが、アカハラ同様変異が大きく、雌雄の区別が難しい個体もいる。 ウスリー・アムール川下流域で繁殖し、朝鮮半島・日本・台湾・中国南東部で越冬する。日本では冬鳥として全国に渡来し、特に本州中部以南に多い。広島県で繁殖記録があり、対馬では巣立ち雛の観察例がある。 平地から低山の林に生息する。下部植生の発達した薄暗い林を好む。餌は昆虫類・クモ類・ミミズなど。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
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