全長約84cm。体の大部分は黒く、背および雨覆は緑色光沢がある黒で、黒い縁取りのためうろこ状に見える。繁殖期の成鳥は頭部から頸の一部の羽が白くなり、脇下部にも白い斑が生じる。嘴は長く、先が鉤状に曲がる。 沿海州・サハリン・朝鮮半島・日本で繁殖し、冬はオホーツク海から台湾にかけて分散する。日本では北海道から九州にかけての小島や海沿いの崖で繁殖し、冬は全国の外海に面した海岸に生息する。 断崖や岩礁に群をなしてすみ、潜水して魚を捕まえる。有名な長良川の鵜飼いに用いられるウは本種である。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
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