生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ノゴマ

Luscinia calliope  

全長約16cm。雄は全体に褐色で、赤い喉が目立つ。目先は黒く、白い眉斑と顎線がある。嘴は黒く、足は肉色。雌は喉が白い。目先は黒褐色。

シベリアからカムチャツカ・千島・サハリン・北海道・中国北部で繁殖し、冬期はインド東部・東南アジア・台湾・フィリピンに渡る。日本では夏鳥として主に北海道で繁殖し、旅鳥とし秋と春に全国を通過する。岩手県早池峰山で繁殖記録があり、南西諸島では越冬するものもある。

繁殖地では草地、潅木林に、渡りの途中には藪・暗い林・竹林・農耕地などに生息する。さえずるときは表に出てくるが、それ以外はあまり姿を見せない。餌は昆虫類・クモ類など。


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ノゴマ
 新放鳥数97322
 移動回収145
 最長移動距離3681km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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