生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ユリカモメ

Larus ridibundus  

全長約38cm。小型のカモメ類。冬羽は頭部・下面・尾が白く、目の上と頬に黒色の斑がある。背と翼上面が淡い青灰色で、外側初列風切は黒い。嘴と足は鮮やかな赤色で、嘴先端は黒い。夏羽は頭部が黒褐色となり、目の上下には白い縁取りがある。幼鳥は冬羽に似るが、雨覆に黒褐色の斑や帯があり、次列風切は黒く、尾羽の先端には黒帯がある。嘴と足はオレンジ色。

イギリス・アイスランド・ユーラシア北部で繁殖し、冬は北アフリカ・インド洋東南アジア・北アメリカ東海岸に渡る。日本では冬鳥として渡来し、全国で見られる。

海岸・河川・湖沼・河口などに生息する。近年、公園の池や河川敷などで人間が与えるパンに餌付く例が増えている。


移動データの Google Earth での閲覧はこちらです。
ユリカモメ
 新放鳥数3295
 移動回収89
 最長移動距離3852km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
PAGETOP