生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ウミネコ

Larus crassirostris  

全長約45cm。中型のカモメ類。冬羽は頭部・体下面が白く、後頭は褐色味がかる。体上面は黒灰色で、外側初列風切は黒く、先端に白斑がある。尾は白く、先端付近に黒く幅広い帯がある。嘴は黄色く、先端に赤と黒の斑がある。足は黄色。夏羽は頭部が白くなる。成鳥の尾に黒帯がある日本産のカモメ類は本種のみである。

南千島・サハリン・日本・朝鮮半島・中国南部で繁殖し、冬はやや南下する。日本では北海道・本州・九州の沿岸および周辺の島々、伊豆諸島で繁殖し、冬期一部は南下する。

海岸・港・河口などに生息する。他のカモメ類と混群を形成し、魚類・魚のあらなどを捕る。


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ウミネコ
 新放鳥数126025
 移動回収462
 最長移動距離3911km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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