全長約45cm。中型のカモメ類。冬羽は頭部・体下面が白く、後頭は褐色味がかる。体上面は黒灰色で、外側初列風切は黒く、先端に白斑がある。尾は白く、先端付近に黒く幅広い帯がある。嘴は黄色く、先端に赤と黒の斑がある。足は黄色。夏羽は頭部が白くなる。成鳥の尾に黒帯がある日本産のカモメ類は本種のみである。 南千島・サハリン・日本・朝鮮半島・中国南部で繁殖し、冬はやや南下する。日本では北海道・本州・九州の沿岸および周辺の島々、伊豆諸島で繁殖し、冬期一部は南下する。 海岸・港・河口などに生息する。他のカモメ類と混群を形成し、魚類・魚のあらなどを捕る。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
|