全長約25cm。夏羽は上面が灰褐色で、胸・脇に黒褐色の波形をした横斑がある。腹以下の下面は白い。嘴はまっすぐで黒く、下嘴基部は黄色がかる。足は黄色。冬羽は胸・腹・脇の横斑がない。幼鳥は冬羽に似て、肩羽・雨覆・三列風切の各羽に白い縁取りがあり、嘴は全体に灰色味が強い。本種は、飛んだときに下雨覆が暗色で腰・尾に目立つ模様が出ないのが特徴となっている。 シベリア東北部で繁殖し、主に東南アジア・オセアニアで越冬する。日本では旅鳥として春と秋に全国に渡来し、少数は南西諸島で越冬する。 干潟・河川・水田・入り江・岩礁など水辺に幅広く生息する。汀線沿いや泥の上を歩き回って、昆虫・甲殻類・ゴカイなどを食べる。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちらです。 | ![]()
【凡例】
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