全長約120cm。頭部と後頸は白い。額と目の周囲は赤く、目の後方に灰色の丸い斑がある。体は灰黒色、翼は灰色。嘴は黄緑色。足は長く、淡い紅色。幼鳥は全体に褐色味が強い。 ロシアのハンカ湖周辺・アムール川流域・中国東北部で繁殖し、朝鮮半島南部・日本・中国長江下流域で越冬する。日本には冬鳥として渡来し、鹿児島県出水平野では現在約2,000羽が越冬する。ほかの地域ではまれ。本種の生息数は世界中で約4,000 ~ 5,000羽と推定され、うち半数は出水平野で越冬することになる。 水田・畑・湿地などに生息する。冬期は集団で越冬するが、家族単位で行動している。餌は穀物・植物の根・水草・小型魚類・カエルなど。 ![]() 本種については、種の保全の観点から鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)を公開していません。 | ![]()
【凡例】
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