生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

チュウサギ

Egretta intermedia  

全長約69cm。夏羽は全身が白く、胸や背に長い飾り羽がある。嘴と足は黒、目先は黄色。体の大きさに比べて嘴が太短く、体がより小さいコサギの方が嘴は長い。冬羽は嘴が黄色く、先端は褐色を帯びる。

アフリカ・インドからインドシナ、中国南部を経て日本で繁殖し、冬期北のものはフィリピン・ボルネオ・オーストラリア東部に渡る。日本では夏鳥として本州以南で繁殖する。

シラサギ類の中でも、本種は草地や田んぼのあぜなどより乾燥した場所を好む傾向があり、干潟や海岸にいることは少ない。ゆっくりと歩き、カエル・バッタ・水生昆虫などを餌とする。


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チュウサギ
 新放鳥数6674
 移動回収79
 最長移動距離3629km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  準絶滅危惧
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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