全長約150cm。全身が白く、嘴の大部分はオレンジがかった赤で鼻孔・額瘤・目先は黒い。足は黒。幼鳥は全体に灰色で、額瘤はないか小さい。 ヨーロッパ北部・小アジア・中央アジア・モンゴル・バイカル湖東部・ウスリーで繁殖し、ヨーロッパ南東部・アジア南西部で越冬する。北アメリカ・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランドに移入され、一部は野生化している。日本では迷鳥として1933年11月に八丈島で記録があるのみ。以前より各地の公園、庭園、動物園などの池でよく飼われていて、時には逃げ出して野外で見られることがあり、また放し飼いの状態で繁殖しているものもあって、野生かどうかの判断が難しい場合がある。 湖沼・干潟・湿地などにすむ。主に水生植物の葉・茎等を食べ、軟体動物・昆虫類なども捕る。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちらです。 | ![]()
【凡例】
|