全長約57cm。雌雄同色。全身が黒く、青紫色の光沢がある。額は出っ張り、嘴基部との間に段差がある。尾羽は長めの角尾。嘴は黒くて太く、嘴峰は大きく湾曲する。足も黒い。幼鳥は光沢に乏しく、褐色味を帯びる。 アフガニスタン・インド・東南アジア・中国・朝鮮半島・沿海州・サハリン・千島列島・日本に分布する。北方系のハシボソガラスに対し、本種は南方系である。日本には小笠原諸島を除く全国に留鳥として分布する。? 平地から高山の農耕地・市街地・林・海岸・高山などに生息する。雑食性で昆虫類・両生爬虫類・穀物・果実・鳥の雛や卵・残飯・動物の死体など様々なものを食べる。秋から冬には大群でねぐらをとる。ハシボソガラスより澄んだカア、カアという声で鳴くことが多いが、濁った声も出す。? ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
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