全長約14cm。雄は頭上と後頸が淡緑褐色で、背と雨覆・腹は暗褐色。風切は黒くて基部が黄色く、飛翔時に幅広の翼帯となって見える。腰は灰褐色。尾羽は短い凹尾で、中央の1対のみ黒く、ほかの5対は先端寄りの半分は黒、基部寄りの半分は黄色。雌は全体に雄よりも淡色で緑色味に乏しく、黄色部は狭い。嘴は肉色で、短くて丈夫。足は肉色。 カムチャツカ・サハリン・日本・朝鮮半島・アムール川流域・ウスリー・中国東部および南部で繁殖し、北方のものは冬期南へ渡る。日本では九州以北で繁殖し、冬期は南方や暖地に移動するほか、全国に冬鳥として渡来する。小笠原諸島には留鳥として生息する。 平地から低山の草地・林縁・農耕地などに生息する。植物の種子や芽などを食べ、餌台にもよくやって来る。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちらです。 | ![]()
【凡例】
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