全長約14 ~ 15.5cm。雄は雌よりやや大きい。全身が緑色がかった褐色で、淡褐色の眉斑がある。下面はやや淡い。尾羽は長めで、10枚(スズメ目鳥類は通常12枚)。嘴は黒褐色で、下嘴は黄褐色みがある。足は肉色。 ウスリー・中国東北部・朝鮮半島・サハリン南部・南千島・日本で繁殖し、日本・台湾・中国南東部・フィリピン北部で越冬する。日本では全国で繁殖し、本州から九州では冬は低地や暖地に移動する。北海道では夏鳥。南西諸島では主に冬鳥だが、北部では繁殖するものもある。 平地から山地の林に生息する。林床にササのある所を好む。冬はやぶのある公園や人家の庭などにもいる。ホーホケキョとさえずる。古くより人々に親しまれ、よく飼われてきた。詩歌の題材として取り上げられることも多い。餌は昆虫類・クモ類などが主であるが、餌台においた熟したカキの実をついばむこともある。 移動データの Google Earth での閲覧はこちら |
【凡例】
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