全長約22cm。ずんぐりした体つき。夏羽は頭部から胸にかけて特徴のある白と黒の模様がある。背と翼上面は赤褐色で黒色の顕著な斑がある。胸以下の体下面は白い。嘴は短くて黒く、上方にやや反る。足はオレンジ色で短い。冬羽は頭部がほとんど褐色で、上面は暗褐色。幼鳥は冬羽に似るが、背と翼は淡色の羽縁が目立ち、鱗状の模様になる。 ユーラシア北部および北アメリカ北部のツンドラで繁殖し、南アジア・アフリカ・オセアニア、中央および南アメリカで越冬する。日本では旅鳥として春と秋に全国に渡来し、南西諸島では越冬するものもいる。 干潟・岩礁・水田などに生息する。嘴を貝や海藻などの下に差し込んでひっくり返し、潜んでいる餌を捕らえる。餌は甲殻類・貝類・昆虫など。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちらです。 | ![]()
【凡例】
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