全長約59cm。雄は頭部・頸が緑色光沢のある黒。頸には白い輪があり、輪の下の上胸はブドウ褐色、それ以下の下面は灰白色で細かい黒の波状横斑がある。背には灰褐色と灰色の虫食い斑があり、背中央は褐色を帯びる。翼は灰褐色で、翼鏡は青紫色で前後に白帯がある。上尾筒と下尾筒は黒く、中央の尾羽2対が巻き上がる。嘴は黄緑色、足は橙黄色。雌は全体に淡い黄褐色で暗褐色のうろこ模様がある。嘴はオレンジを帯びた褐色で上嘴中央は黒い。 ユーラシアおよび北アメリカの温帯・寒帯で繁殖する。日本では北海道・本州の高地で繁殖するほか、冬鳥として全国に渡来する。 湖沼・河川・内湾・河口などにすむ。主に夜間に採食し、昼間は休息していることが多い。穀物・藻類・昆虫類・軟体動物・甲殻類、小さい魚類などを食べる。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
|