全長50cm。幅広くて長い嘴が特徴。雄は頭部が暗緑色で、胸から脇は白く、腹は栗色。背は黒く、尾筒もともに黒い。雨覆は青灰色で、飛翔時に目立つ。嘴は黒く、虹彩は黄色。足はオレンジ色。雌は全体に褐色で黒褐色の斑があり、雨覆は灰色。嘴は黒みが弱く、オレンジ色を帯びる。虹彩は褐色。 ユーラシア北部・北アメリカ北部で繁殖し、冬は南ヨーロッパ・北アメリカ・インド・東南アジア・中国南部・日本・北アメリカ南部に渡る。日本では少数が北海道で繁殖するが、大部分は冬鳥として全国に渡来する。 湖沼・河川・干潟などにすむ。水生昆虫の幼虫・鞘翅目および半翅目の昆虫類・ウキクサなどを食べる。嘴の先端を開いたまま泳ぎ周り、水面の微少な生物をこしとる。 ![]() 移動データの Google Earth での閲覧はこちら | ![]()
【凡例】
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