全長雄約50cm、雌約58cm、翼開帳105 ~ 130cm。雄は上面が暗青灰色で、白く明瞭な眉斑がある。尾は長めで黒褐色の横帯がある。下面は白く、喉・胸・腹・脇に黒褐色の細い横斑がある。嘴は黒くて基部は黄色、足は黄色。虹彩は橙色または黄色。飛翔時、翼は幅がある割に短く、白く長い下尾筒が下方から腰を覆い、腰が白いように見える。雌は雄よりも褐色味が強く、下面の横斑は雄より太い。虹彩は黄色。幼鳥は上面が褐色で羽縁は淡褐色、下面は淡褐色で黒褐色の横斑がある。虹彩は緑色がかった黄色。 ユーラシアおよび北アメリカに分布する。日本では北海道・本州・四国で繁殖し、冬期は九州・南西諸島を含むほぼ全国で見られる 平地から山地の林・農耕地・河川敷などに生息。非繁殖期、成鳥雄は営巣地周辺にとどまることが多いが、雌は移動するものもある。また北方のものは渡りをすると考えられる。鳥類が獲物の半分以上を占めているが、リスやネズミなどの小型哺乳類も少数捕食する。 ![]() 本種については、種の保全の観点から鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)を公開していません。 | ![]()
【凡例】
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