生物多様性ビジネス貢献プロジェクトとは

生物多様性ビジネス貢献プロジェクトとは

生物多様性の保全と持続可能な利用の重要性が、国、地方公共団体、事業者、NPO・NGO、国民などの様々な主体に広く認識され、それぞれの行動に反映させることを『生物多様性の主流化』と呼んでいます。事業者はその事業活動を通じ、生物多様性の恵みを原材料として利用、加工、流通して商品・サービスを提供する一方で、土地利用の変化や汚染物質の排出、外来種の導入などによって生物多様性に負荷をかけています。このように事業者の活動は生物多様性に密接に依存し、かつ影響を与えており、生物多様性への負荷の低減や、生物多様性保全への貢献に積極的に取り組むことが求められています。

2020年11月、環境省と経団連では「生物多様性ビジネス貢献プロジェクト」を立ち上げました。日本企業は、そのビジネス活動を通じて生物多様性の保全に貢献しています。多くの企業が昆明・モントリオール生物多様性枠組の各目標の達成に寄与する技術、製品・サービスを持っており、このプロジェクトを通じてこうした優れた取組を国内外に戦略的に発信していきます。

生物多様性ビジネス貢献プロジェクト