概要 |
森林の連続性の高い森林地域(地図3)が、既存の保護地域(地図17)の開発・規制地域に含まれるかどうかを示した地図。 |
考え方 |
地図3-1の森林の連続性の評価(植林を含まない)において、連続性の閾値(60%)を上回る森林率の地域のうち、既存の保護地域(カテゴリーは地図17参照)によって開発・捕獲の規制が行われていない場所(ギャップ)を示した。 森林率80%以上の地域は生物多様性保全上の核として、なるべく広く保全されるべき地域である。また連続性の閾値に近い森林率の地域(60%以上80%未満)では、今は連続性が比較的保たれているが、これ以上森林率が下がると分断化が進む危険性が高いため、大きく開発や伐採などが進み分断化されないように注意するが必要である。 |
データ及び加工方法 |
地図3-1の閾値を大幅に上回る森林率の地域(80%以上)、および閾値を上回る地域(60%以上80%未満)として挙げられている地域を、地図17の既存の保護地域における開発・捕獲規制地域(詳細は地図17を参照)に重ね合わせ、含まれている地域(地図上の緑色)と、含まれていない地域(地図上の赤色)を示した。 |
地図により表現される生物多様性の状況 |
主に北海道および本州脊梁部にある森林率80%以上の地域は、全体の約5割と比較的開発・捕獲規制地域に含まれているが、規制地域の外にも広がっており、これらの地域も含めて保全していく必要がある。また一方で、森林率が60%以上80%未満の地域はほとんど規制地域に含まれておらず、大規模な伐採などによって分断化が進む危険性が高い地域であると考えられる。 |
データの ダウンロード |
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データの出典 |
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データに関する注意事項等 |
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