環境省では、一般の環境中における遺伝子組換え生物の状況を把握していく観点から、平成15年度より遺伝子組換えナタネの分布状況を調査しています。平成17年度からは遺伝子組換えダイズについても調査を実施しています。
日本に輸入されている除草剤耐性遺伝子を持つ遺伝子組換えナタネ(GMナタネ:セイヨウナタネ
Brassica napus
)は、主として食用油加工用として輸入されていますが、その種子が運搬、加工等に伴ってこぼれ落ち、自然環境中で生育している可能性があります。このため、こぼれ落ち等が想定される主要なナタネの輸入港周辺とバックグラウンドとしてその周辺の河川敷等を対象に調査を行っています。
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