COP10を2カ月後に控えた2010年8月、MISIAさんと生物多様性条約事務局長であるジョグラフ氏との対談が東京で行われました。
MISIAさんは、ライブでのメッセージ発信や特設ウェブサイト開設などを通じて、将来を担う若い世代にも生物多様性の重要性を伝えていくことを約束し、また、ジョグラフ事務局長は、「LIFE IN HARMONY」をCOP10オフィシャルソングとして認定することを約束しました。
2010年9月、COP10に向けた日本政府の記者会見で、MISIAさんは、「歌」という漢字が、古代から神へ祈りをささげる姿を意味しており、自然からの命の恵みに対する感謝を意味していることを説明し、歌を通じて生物多様性の意義を伝えることについて話されました。
記者会見後、書家の宇佐美志都さんにより書かれた「歌」という書が、ジョグラフ事務局長に手渡されました。
記者会見後、MISIAさんは赤阪清隆国連事務次長(広報局長)を表敬訪問しました。
これまでの活動を報告したほか、生物多様性に関するメッセージを発信する重要性、また、それを効果的により多くの人に伝えることなどについて、意見が交わされました。
夕方から行われたレセプションでは、2010年7月に生物多様性国連親善大使に就任されたばかりの映画俳優エドワード・ノートン氏に松本環境大臣とともにご挨拶をされました。
2010年10月18日、COP10開会式にMISIAさんが登場し、COP10オフィシャルソングとなった「LIFE IN HARMONY」を歌われました。この日は海外の方のために、英語バージョンを初披露しました。
同日、環境省と生物多様性条約事務局共催による記者会見において、環境省黒田参与からMISIAさんの生物多様性に関する活動が紹介されました。また、ジョグラフ事務局長からも、自然と共生する未来づくりにおいて、MISIAさんの様々な活動が重要であることが語られ、感謝の意が伝えられました。
MISIAさんは、より多くの人々に「LIFE IN HARMONY」のメッセージを伝えるために、COP10開幕の数日前に英語の歌詞を完成させたことを明らかにしました。また、歌詞には「数え切れないほどの命がつながり、私たちが生きていること」、「将来の世代に伝えたい、大切なものを一人ひとりが思い描けるように」、そして「私たちの願いがこの世界を創っていくこと」などのメッセージが込められていることを伝えました。
実 施 日 | :2010年5月22日(土) |
実施場所 | :六本木ヒルズ |
「国際生物多様性の日」である5月22日、六本木ヒルズで開催されたイベント「dot park【MISIA×BBC EARTHスペシャル】」(主催:ソニー株式会社、特別協力:生物多様性×MISIAプロジェクト(環境省))にMISIAさんがCOP10名誉大使として参加しました。
このイベントでは、地球いきもの応援団である大桃美代子さんの司会により、MISIAさんと環境省自然環境局長及び「BBC EARTH」制作プロデューサーのニール・ナイチンゲール氏とのトークセッションが展開されたほか、COP10名誉大使のメッセージビデオや「BBC EARTH」の上映、生物多様性おりがみワークショップなどが開かれ、国際生物多様性の日やCOP10のPRを広く行いました。
MISIAさんの夏のツアー「MISIA星空ライヴⅣ ENCORE 2010 International Year of Biodiversity 」が開催された全国5会場、計6公演にて、生物多様性MY行動宣言を呼びかける「かざぐるまキャンペーン」が展開されました。
このキャンペーンは、かつて子どもたちが風の力を知り、自然と遊ぶ楽しさを学んだおもちゃであった<かざぐるま>に、生物多様性のために一人ひとりが身近にできることを宣言し、それらのメッセージを未来につなげていくものです。
各会場では、生物多様性やCOP10に関するパネル展示も行われ、たくさんの皆さんに参加いただいた結果、全会場で2,000以上ものメッセージの詰まった<かざぐるま>が集められました。
また、ライブでは、国際生物多様性年の活動の中から生まれた新曲「LIFE IN HARMONY」が披露されました。
実 施 日 | :2010年10月23日(土)、24日(日) |
実施場所 | :東京タワー |
実 施 日 | :2010年10月31日(日) |
実施場所 | :日本橋 |