生物多様性 -Biodiversity-
生物多様性の恵み、そして進行する危機の状況について考えてみましょう
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国連生物多様性の10年日本委員会
多様なセクターが連携しながら「生物多様性」に関わるさまざまなプロジェクトを推進します
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信濃町
活動が実施されている市町村(地域名)
信濃町
活動の背景
信濃町では、町の70%を占める森林を活かそうという発想から、住民グループの提案をもとに、2003年から森林セラピー事業(森林を活用して人の健康を改善)を実施しています。 これまでに、森林セラピー事業の質を向上させるため、人材(ガイド)育成等の取組を実施し、町が広報等を、地域住民がガイドを担当する体制を構築してきたところでですが、現在は、森林セラピーの質を向上させ、持続的に活用していくことが課題となっています。
活動計画の概要
信濃町では、上の課題に対応するため、これまで重点的に取り組んできた「人の健康」に加え「森の健康」を強化することで、以下のことの実現を目指しています。
- 人と動物の共生関係の改善(野生動物が里に下りてこなくても食料が得られる)
- 農林業の健全な経営(シカやイノシシの農業被害軽減)
- 安心・安全な森林利用(森林内での森林療法プログラム等の展開)
- 地域のブランド化(生物多様性を売りにした木材や特産品開発、情報発信)
- 新たな産業の創出(固有の自然資源や、排除した外来種を活用した商品開発等)
また、これにより得られる経済的な利益の一部を取組に還元することで、「持続可能な生物多様性保全」を実現しようとしています。これらを実現するためには情報の集約が必要であり、鳥獣被害情報や希少な生物の確認情報、クマの目撃情報、外来種の位置情報等の集約について検討しています。
活動の特徴
- 住民グループの提案により森林セラピー事業を開始
- 町が認定した住民がツアーガイドをするなど、町と住民が連携
- 生物多様性保全による事業のブランド化
地域連携保全活動計画
計画の名称 | 計画策定日 | 計画に関するウェブサイト |
策定中
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策定中
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なし
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参画している主体
農林業者、NPO、地域住民、企業、専門家、行政、観光協会、商工会
組織している協議会
信濃町童話の森地域連携保全活動計画策定委員会
活動の分類
- 野生動植物の生息・生育場の保全保護 外来種の駆除
- 生態系に被害を及ぼす鳥獣(シカ等)の管理
- 生態系の状況を把握するための調査・研究
- 環境教育、環境啓発活動、エコツーリズム
- 商品やサービスの企画・開発
活動の場所
森(二次林)
参考写真
写真の提供:信濃町