生物多様性 -Biodiversity-
生物多様性の恵み、そして進行する危機の状況について考えてみましょう
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国連生物多様性の10年日本委員会
多様なセクターが連携しながら「生物多様性」に関わるさまざまなプロジェクトを推進します
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木津川市
活動が実施されている市町村(地域名)
木津川市
活動の背景
木津川市では、『関西文化学術研究都市建設促進法』に基づき、文化学術研究都市の開発を進めてきましたが、平成15年に、この開発予定地のうち、木津川市内の木津北地区と木津東地区の開発計画が中止されました。この地域には豊かな自然や文化遺産が残されていますが、一方で里地里山の荒廃が課題となっていたため、開発中止後の土地利用計画と連携しながら、地域生物多様性保全活動計画の策定について検討を開始しました。
活動計画の概要
令和5年度に生物多様性第2次木津川市地域連携保全活動計画~みもろつく鹿背山再生プラン~を策定し、1次計画に基づく里山保全活動の進捗と課題を分析の上、持続可能な取り組みの重要性と、目指すべき将来像を明確化しました。
当地区のシンボルであるオオタカが再び営巣・繁殖及び継続的に生きられる森とするため、竹林を健全に保全するとともに、地域住民が気軽に訪れることのできる場所を目指します。
また、里山資源と近隣のニュータウンのマンパワーを交流・循環させ、適切な管理のもとに生物多様性を回復するとともに、コモンズとして子育てや交流の舞台とすることで、新たなコミュニティの形成を促進し、明るく持続する「里山都市」を形成します。
活動の特徴
- 事業中止後の学研都市の土地利用計画と連携
- ニュータウンに近いメリットを活かし、住民参加型の里地里山保全活動を実施
地域連携保全活動計画
計画の名称 | 計画に関するウェブサイト |
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生物多様性第2次木津川市地域連携保全活動計画~みもろつく鹿背山再生プラン~
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参画している主体
NPO・NGO等、地域住民、企業、専門家、行政
組織している協議会
木津川市地域連携保全活動協議会
活動の分類
- 野生動植物の生息・生育場の保全保護
- 生態系の状況を把握するための調査・研究
- 環境教育、環境啓発活動、エコツーリズム
活動の場所
生物多様性第2次木津川市地域連携保全活動計画~みもろつく鹿背山再生プラン~に定める学研木津北地区内の「里山の維持再生ゾーン」
参考写真
写真の提供:木津川市