ページの先頭


生物多様性 -Biodiversity-

生物多様性の恵み、そして進行する危機の状況について考えてみましょう

もっと詳しく
国連生物多様性の10年日本委員会

多様なセクターが連携しながら「生物多様性」に関わるさまざまなプロジェクトを推進します

もっと詳しく
地域連携促進法 HOME > 地域連携保全活動計画について >  羽幌町
活動が実施されている市町村(地域名)
 羽幌町
活動の背景
 羽幌町は、北海道北西部に位置し、東は天塩山地の最高峰ピッシリ山(1031m)、西は日本海に面しています。沖合には、海鳥類の世界有数の繁殖地である天売島や、イチイの自然林が広がる焼尻島があります。ピッシリ山に端を発する2つの河川が森の栄養を、里を通り海へと運び、その恩恵により農業や漁業が成り立ち、海鳥の餌資源を支えています。
 羽幌町では、森・里・川・海と島がつながる良好な自然環境を未来へ引き継ぐため、「羽幌町の環境を守る基本計画」を策定し、8項目の重点プロジェクトを定めています。この重点プロジェクトの1つである、「海鳥を育む自然環境の保全」と「地域産業の振興」の両立を目指した「シーバードフレンドリー認証制度の運用」を推進することを目的に、羽幌町地域連携保全活動計画を策定しました。
活動計画の概要
  • 羽幌シーバードフレンドリー推進協議会が中心となり、シーバードフレンドリー認証制度の運用、それに関する取り組みを推進していきます。
  • 「海鳥をとりまく自然環境の保全」と「地域産業の振興」という2つの地域課題を同時に解決する手段として、自然環境にやさしい活動をする事業者をシーバードフレンドリー(海鳥にやさしい)として認証する制度の運用を推進します。
  • 消費者が認証商品を選択して購入することで事業者が経済的に評価され、取り組む事業者が増加することで、様々な主体が一体となって自然環境の保全を進める地域づくりを行います。
  • 環境人材の育成として高校と教育の連携を進め、1年生の総合的な探求の時間を活用した環境教育を行います。
活動の特徴
 自然環境の保全だけではなく、同時に地域産業の振興を進めています。一次産業のほか、商業や教育機関とも連携をしており、幅広い主体が参画しています。
地域連携保全活動計画
計画の名称 計画に関するウェブサイト
羽幌地域連携保全活動計画 羽幌地域連携保全活動計画
参画している主体
 農林漁業者、商工会、観光協会、NGO・NPO等、地域住民、専門家、高校、行政
組織している協議会
 羽幌地域生物多様性保全協議会
活動の分類
  • 野生動植物の生息・生育場の保全保護
  • 生態系の状況を把握するための調査・研究
  • 環境教育、環境啓発活動、エコツーリズム
  • 商品やサービスの企画・開発
活動の場所
 羽幌町及び羽幌シーバードフレンドリー認証制度に関係する区域(森(二次林)、水田、畑、果樹、緑地、河川、海岸、海)
参考写真
    
写真の提供:羽幌町