生物多様性とはなにか

生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。

3つのレベルの多様性

生態系の多様性

森林、里地里山、河川、湿原、干潟、サンゴ礁などいろいろなタイプの自然があります。

  • ブナ林(白神山地:秋)

    ブナ林
    (白神山地:秋)

  • 四万十川(高知)

    四万十川
    (高知)

  • 釧路湿原(北海道)

    釧路湿原
    (北海道)

  • サンゴ礁(石垣島)

    サンゴ礁
    (石垣島)

種の多様性

動植物から細菌などの微生物にいたるまで、いろいろな生きものがいます。

  • チシオタケの仲間(北海道)

    チシオタケの仲間
    (北海道)

  • ミツバチの受粉

    ミツバチの受粉

  • アオウミガメとギンガメアジ(パラオ)

    アオウミガメとギンガメアジ
    (パラオ)

  • エゾヒグマ(北海道 知床半島)

    エゾヒグマ
    (北海道 知床半島)

遺伝子の多様性

同じ種でも異なる遺伝子を持つことにより、形や模様、生態などに多様な個性があります。

  • アサリ

    アサリ

  • ナミテントウ

    ナミテントウ

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