生物多様性条約締約国会議

生物多様性条約締約国会議とCOP10について

生物多様性条約の最高意思決定機関である締約国会議(COP:Conference of the Parties)は、おおむね2年に1回開催されます。

COP10=生物多様性条約第10回締約国会議は、2010年10月18日から29日まで、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で、「いのちの共生を、未来へ(Life in Harmony, into the Future)」をスローガンに開催されました。我が国の環境大臣が議長をつとめ、世界各地から180の締約国と関係国際機関、NGO等のオブサーバーも含めて、計13,000人以上が参加し、過去最大の締約国会議となりました。

また、会場周辺では地元の愛知県、名古屋市、経済団体等からなるCOP10支援実行委員会が主催した「生物多様性交流フェア」が開催され、NGO、企業、自治体などによる200近いブースが設置され、約118,000人の方々が訪れました。

COP10の背景

COP10には3つの大きな意義がありました。

(1)COP10は、2002年のCOP6で採択された「生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という「2010年目標」の目標年にあたり、空白期間を設けることなく、2011年以降の新たな世界目標となる「ポスト2010年目標(新戦略計画)」を決定することが必要とされていました。

(2)2006年のCOP8で「遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)」に関して、COP10までに国際的な枠組みの検討を終えることが採択されており、国際的な枠組みに合意することが求められていました。

(3)国連が定めた「国際生物多様性年」に開催され、世界各地でさまざまなイベントが開催されるなど、かつてないほどに生物多様性の問題への関心が高まっていました。

COP10の主な成果

COP10での議題は多岐にわたり、新戦略計画・愛知目標と、名古屋議定書の採択を主な成果として、合計47の決定が採択されました。

  • 新戦略計画・愛知目標(ポスト2010年目標)
  • 遺伝資源へのアクセスと利益配分「ABS (Access and Benefit Sharing)」に関する名古屋議定書
  • 資源動員戦略 持続可能な利用
  • 世界植物保全戦略 海洋と沿岸の生物多様性
  • 気候変動と生物多様性 ビジネスと生物多様性等多様な主体との協力 ほか

今後のCOP議長及びホスト国の参考とするため、生物多様性条約事務局の要請に応じ、日本政府はCOP10議長国としての活動を取りまとめ、2014年5月、事務局に報告書を提出しました。

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