表2−1−4 植生自然度区分概要及び全国集計値の比較(第1回調査及び第2回調査)

植生自然度

概要

備考

第1回調査メッシュ数(%)

第2回調査メッシュ数(%)

@

市街地、造成地

植生の殆んど残存しない地区。

11,303

(3.1%)

6,582

(4.2%)

A

農耕地(水田、畑地)

水田、畑地等の耕作地。緑の多い住宅地。(緑被率60%以上)

81,815

(22.7%)

29,280

(18.8%)

B

農耕地(樹園地)

果樹園、桑園、茶畑、苗圃等の樹園地。

5,509

(1.5%)

2,527

(1.6%)

C

二次草原(背の低い草原)

シバ群落等の背丈の低い草原。

5,857

(1.6%)

2,730

(1.8%)

D

二次草原(背の高い草原)

ササ群落、ススキ群落等の背丈の高い草原。

7,019

(1.9%)

3,130

(2.0%)

E

造林地

常緑針葉樹、落葉針葉樹、常緑広葉樹等の植林地。

75,140

(20.9%)

37,421

(24.1%)

F

二次林

クリ−ミズナラ群落、クヌギ−コナラ群落等、一般には二次林と呼ばれる代償植生地区。

75,521

(21.0%)

30,839

(19.8%)

G

二次林(自然林に近いもの)

ブナ、ミズナラ再生林、シイ・カシ萌芽林等、代償植生であっても、特に自然植生に近い地区。

16,075

(4.5%)

7,666

(4.9%)

H

自然林(極相林またはそれに近い群落構成を示す天然林)

エゾマツ−トドマツ群集、ブナ群集等、自然植生のうち多層の植物社会を形成する地区。

78,258

(21.7%)

30,657

(19.7%)

I

自然草原(自然草原・湿原)

高山ハイデ、風衝草原、自然草原等、自然植生のうち単層の植物社会を形成する地区。(H、Iは自然性の高さにおいて同じランク)

3,862

(1.1%)

1,976

(1.3%)

 

 

360,359

(100.0%)

※155,450

(100.0%)

※この数値は、自然裸地507(0.3%)、開放水域2043(1.3%)、不明92(0.1%)を含めたものである。

 

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