表2−1−1 植生自然度区分概要及び全国集計

土地利用区分

植生自然度

概要

備考

T

@

市街地、造成地

植生の殆んど残存しない地区。

U

A

農耕地(水田、畑地)

水田、畑地等の耕作地。緑の多い住宅地。(緑披率60%以上)

B

農耕地(樹園地)

果樹園、桑園、茶畑、苗圃等の樹園地。

V

C

二次草原(背の低い草原)

シバ群落等の背丈の低い草原。

D

二次草原(背の高い草原)

ササ群落、ススキ群落等の背丈の高い草原。

W

E

造林地

常緑針葉樹、落葉針葉樹、常緑広葉樹等の植林地。

X

F

二次林

クリ−ミズナラ群落、クヌギ−コナラ群落等、一般には二次林と呼ばれる代償植生地区。

G

二次林(自然林に近いもの)

ブナ、ミズナラ再生林、シイ・カシ萌芽林等、代償植生であっても、特に自然植生に近い地区

Y

H

自然林(極相林またはそれこ近い群落構成を示す天然林)

エゾマツ−トドマツ群集、ブナ群集等、自然植生のうち多層の植物社会を形成する地区。

I

自然草原(自然草原・湿原)

高山ハイデ、風衝草原、自然草原等、自然植生のうち単層の植物社会を形成する地区。(H、Iは自然性の高さにおいて同じランク)

 

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