第3回自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC)
パネルディスカッション等の開催のご案内
自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC)では、長野県自然保護研究所における第3回会合に併せ、公開行事としてパネルディスカッション及び調査研究・活動事例発表会を開催することになりました。
いずれも一般の方々が自由に聴講できますので、皆様方のご来場をお待ちしております。
1 日 時 平成12年11月16日(木)13:00〜17日(金)12:30
2 場 所 長野県自然保護研究所 大会議室
(長野市北郷2054-120/TEL 026-239-1031)
3 内 容
(1)パネルディスカッション
16日(木) 13:00〜17:00
テーマ:生物多様性保全のための政策と科学
●コーデイネーター
椿 宜高(国立環境研究所地球環境研究グループ上席研究官)
●パネラー
鷲谷いづみ(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
絶滅危惧種の保全のための協働−霞ヶ浦アサザプロジェクト−
神山和夫((財)日本野鳥の会国際センター研究員)
新しいアジア鳥類レッドデータブックの概要及び生物多様性情報共有についての事例と展望
前河正昭(長野県自然保護研究所技師)
自然保護計画支援のための環境GISの可能性
間野 勉(北海道環境科学研究センター自然環境部野生動物科長)
適応的管理への挑戦−北海道のヒグマ研究と保護管理−
(2)調査研究・活動事例発表会
17日(金) 10:00〜12:30
NORNAC各機関からの発表
清水英幸(国立環境研究所)
地球環境研究センターにおける生物多様性情報研究の推進と国際動向
玉置雅紀(国立環境研究所)
ミニcDNAマイクロアレイによる遺伝子発現プロファイリングを用いた植物への環境ストレスモニタリング手法の開発
富沢昌章(北海道環境科学研究センター)
Gap分析を用いた生物多様性保全の試み−水鳥類の飛来種数の多い湖沼河川とその保全状況−
野上達也(石川県白山自然保護センター)
白山の高山植物保全の取り組み
松村俊幸(福井県自然保護センター)
福井県におけるイヌワシの餌供給と繁殖状況の関係
宮崎忠国(山梨県環境科学研究所)
リモートセンシングによる富士北麓の樹種分類に関する研究
富樫 均(長野県自然保護研究所)
湿原の研究から湿原の保護へ−逆谷地湿原の例−
東 善広(滋賀県琵琶湖研究所)
琵琶湖・赤野井湾における環境情報の共有化について
山本佳世子(滋賀県琵琶湖研究所)
GISを利用した琵琶湖集水域における土地利用特性の把握
○自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC)とは?
平成10年11月、環境庁及び1道8県の自然環境、野生生物保護などを主な調査研究の対象とする機関が集り、相互の情報交換を促進し、ネットワークの強化を図っていくこと、科学的情報に基づく自然保護施策の推進に寄与することを目的として発足した会議です。現在(平成12年10月)以下の12機関がメンバーとなっています。
[自然系調査研究機関連絡会議構成機関]
環境庁機関
国立環境研究所・生物多様性センター
都道府県機関
北海道環境科学研究センター・神奈川県自然環境保全センター・石川県白山自然
保護センター・石川県のと海洋ふれあいセンター・福井県自然保護センター・
山梨県環境科学研究所・長野県自然保護研究所・滋賀県琵琶湖研究所・岡山県自然保護センター・福岡県保健環境研究所
○問合わせ先
NORNAC事務局
環境庁生物多様性センター 担当:池田、堀内
TEL 0555-72-6033 FAX 0555-72-6035
ホームページ http://www.biodic.go.jp/
開催地
長野県自然保護研究所 担当:前河、丸山
TEL 026-239-1031 FAX 026-239-2929
ホームページ http://www2.nacri.pref.nagano.jp/
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