3 海域に関する調査

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海域環境調査

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A

昭和53年度

A海域環境調査報告書(昭和54年/都道府県別39冊)

A海域調査報告書

海岸調査、海域環境調査、干潟・藻場・サンゴ礁分布調査(昭和56年/全国版)

B

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C

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1.調査の目的

汚濁が進む沿岸域の現状を生物の生息状況を通して把握するため、プランクトン、底生生物、付着生物等について調査した。

 

2.調査の内容と方法

あらかじめ区分した91の海域ごとに、プランクトン、底生生物、付着生物、大腸菌、赤潮の発生状況について、昭和48年から52年の間における既存調査データを収集・整理した。

 

3.調査結果

海域の富栄養化の指標として赤潮の発生状況を取りまとめた結果、昭和48年4月から52年3月までの5ヵ年間にわが国の海域で発生した赤潮の件数は2,168件でその継続延日数は15,165日、1件当たりの平均継続日数は7日であった。発生件数及び継続日数が多かった地域は、いずれも瀬戸内海や東京湾などの内海・内湾に面し、陸域に大規模な市街地・工業地等が存在する海域であった。

 

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