２．標本区環境調査票

地　図番　号	調査区番　号	市　町　村　名	地　　　　名	調査年度	1989
12	33	恩納村	屋嘉田潟原	都道府県名	沖縄県
環　境　の　概　況	１．地形・地質　沖縄本島中部西海岸の屋嘉田地先から赤崎地先にかけて広がる河口干潟。標本区の面積は約30ha、沖出し幅は400-600m。底質の大部分はサンゴれきまじりのやや荒い砂である。海水の清澄度はおおむね良好だが、降雨後は多少濁ることがある。国道58号線沿いは護岸化されている。２．植生　干潟内に植生はない。
底生生物相の概要・特徴	１．底生生物　測線上部では、ゴマフニナ、カニモリガイ類、アマオブネ類、カンギク、アオリガイが出現した。中・下部ではアマオブネ類、カノコガイ類（クサイロカノコ）、タカラガイ類（キイロダカラ、ハナビラダカラ）などの巻貝類に加え、アラスジケマンガイ、リュウキュウザルガイ、カワラガイ類などの二枚貝も普通にみられた。甲殻類は、上部でスナガニ類が、中・下部でシオマネキ類がごく普通にみられる。ヤドカリ類は干潟全体を通じて多い。
鳥類の渡来状況	調査当日はクロサギ数羽が観察された。アジサシ類の飛来も確認されている。
その他特記事項

位置図　　　 5 万分の 1
概　況　写　真

調査者	所属　琉球大学理学部　氏名　山田　正士　岡地　賢	調査方法	○1　現地調査　1989年３月13日　2　資料調査 ○3　ヒアリング　布施　敏昭　氏
資料名

調査者	所属　琉球大学理学部　氏名　山田　正士　岡地　賢	調査方法	○1　現地調査　1989年３月13日　2　資料調査 ○3　ヒアリング　布施　敏昭　氏
資料名