地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

10

61

大分市

大在

都道府県名

大分県


 

 

 

 

1.地形・地質
 別府湾の南岸に位置する前浜干潟である。標本区の範囲は6号新産都埋立地に挟さまれた干潟で底質は砂泥である。沖出し200mの7haの干潟である。海水は旧海水泳場できれいである。植生分布はボウフウ、アキグミ、ハマエエンドウ、ハマヒルガオ、コウボウムギが群生している。
2.海岸の改変状況
 干潟の海岸線はすべて高潮線に護岸が設置されている。背後地は植栽された公園である。











1.底生々物の出現種と出現状況
 二枚貝の稚貝が大量出現した(種不明)。その他二枚貝では、オチバガイ、マテガイ、カガミガイ、シオフキガイが多く、多毛類(ゴカイ類)も多かった。
 ゾーン別にはオチバガイが基点から10〜20mに集中した他はほとんど偏りは見られない。
2.藻場
 観察した範囲には全く分布していなかった。







 この干潟は以前には多くのシギ・チドリが渡来していたが、6号地、7号地の造成に伴い環境が整備されすぎたこと餌も少なくなったことも原因して渡りの時期にシギ・チドリの数は少なく、キアシシギ・チュウシャワシギ・ソリハシシギが点在するぐらいである。
 5、6、7月にコアジサシの群が休息していることもある。

(ヒアリング:日本野鳥の会 大分県支部)







 





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 水産試験場

 氏名 末吉 隆

調査

方法

○1 現地調査 1989年10月6〜7日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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