地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

24

4

八代市

金剛

都道府県名

熊本県


 

 

 

 

1 地形・地質
 球磨川尻に発達した河口干潟である。標本区は球磨川本流と南川に挟まれて発達した干潟で、面積は512haあり、沖出しは約1.5kmある。底質は堤防下約100mは泥、それより沖は砂泥である。
2 海岸改変状況
 海岸線はすべて人工海岸となりコンクリートブロックで根堅めがなされている。背後は干拓地である。
3 植生
 干潟には顕著な藻類は見られない。護岸の後背地は干拓地が広がり、湿田となっている。











1 底生動物
 有用動物でもっとも多い種類はハマグリで上部、下部ともに多く潮干狩りの対照となっている。しかし大型のハマグリは少なく殻長20〜30mm主体である。
 ゾーン別には上部でカキ、ハマグリ、シオフキ、オサガニ類であり、下部ではハマグリ、シオフキ、オサガニ類でありハマグリは1m2当り10個程度生息している。
2 藻場
 上部、下部ともにアナアオサが多く、オゴノリが点在する程度である。コアマモの生息はみられない。







 谷口(1976)によれば、103種の鳥類の渡来が確認されている。
 干拓地の潮遊池あるいは干潟にコサギが餌を求めて歩き回るのが観察された。また干潟の澪筋付近ではアジサシ類が餌を求めて海水中に飛び込むのが観察された。







 





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 のり研究所

 氏名 平見 哲朗

調査

方法

○1 現地調査
○2 資料調査
 3 ヒアリング



第2回自然環境保全基礎調査、のり研究所事業報告書、熊本県の野鳥


 

 

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