地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

13

1

伊万里市

都道府県名

佐賀県


 

 

 

 

 伊万里湾の奥部に位置する前浜干潟で、干潟面はほとんど平坦で低潮線まで続いている。標本区は約143haで、沖出し幅は約200m前後、細長い干潟である。底質は軟泥である。
 干潟に接する陸域は、市街地であり、そこからの生活排水、工場排水が干潟に流入しているようである。 海岸線はすべて人工海岸化され、空き缶、空きビン等が漂着している。











 各ゾーンで平均的に出現した生物は、貝類においてはオキシジミ、ハイガイ、ヘナタリ類、ウミニナ類、カニ類ではチゴガニ、スナガニ類が挙げられる。
 特に、スナガニ類、トビハゼは各ゾーン個体数が多い。
 全体的にみて出現種類はあまり多くない。これは、この干潟の底質が軟泥であるためそれを好む底生生物が優先種となっているからであろう。







 シギ・チドリ(18種)や多種のカモ・カモメの渡来地である。大型のシギとして、ホウロクシギ・ダイシャクシギ・ツルシギなどで小型では、ハマシギが主である。カモでは、マガモ・カルガモ・オナガガモ・コガモなどの他、大型カイツブリも渡来する。







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 佐賀の干潟を探索する会

 氏名 衞藤 友紀

調査

方法

○1 現地調査 1989年11月12日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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