地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

31

5

宿毛市

宿毛湾(松田川河口)

都道府県名

高知県


 

 

 

 

1.地形・地質
 宿毛湾奥部の松田川河口部に広く干出する河口干潟。標本区は松田川大橋から防潮堤にかけての37haで、沖出し幅は約1750mで1本の河川が流入している。干潮面はほぼ同じ傾斜で低潮線まで続く。中間にやや深い2本のみお筋がある。底質は礫のまざる細砂と泥混じりの細砂が分布する。海水はやや濁っている。
2.海岸改変状況
 海岸線はすべて護岸が設置されている。背後は集落。
3.植生
 スジアオノリ、オゴノリなどの藻類が見られる。











1.底生動物
 測線全体を通じて二枚貝、巻貝類、ゴカイ類が多く、アサリ、バカガイなどが広く分布している。チゴガニも多くみられる。ヤドカリなど上、中央、下部ほとんど差がなく分布しており、豊かな生物相の干潟である。







 ヒドリガモ、マガモ、コガモなどカモ類のほかウミネコ、カモメ、ユリカモメ、カワウなど飛来し、チドリ、シギ、コサギ、アオサギなど県内では有数の渡来地である。種類数約60種、2000羽以上が数えられている。

(ヒアリング:日本野鳥の会高知支部)







 





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 高知大学

 氏名 今井 嘉彦

調査

方法

○1 現地調査 平成元年6月18日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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