２．標本区環境調査票

地　図番　号	調査区番　号	市　町　村　名	地　　　　名		調査年度	1989
17	2	須崎市	浦の内湾		都道府県名	高知県
環　境　の　概　況	１．地形・地質　土佐湾のほぼ中央部に位置する浦の内湾口に干出する前浜干潟である。１本の深いみお筋に隔たって約10haで、沖出し幅は約280ｍである。干潟面はほぼ同じ傾斜で低潮面まで続く。底質は大部分が粗砂でところどころ細砂がまじる。海水の清澄度はおおむね良好である。この干潟は春季に潮干狩りでにぎわう。２．海岸改変状況　干潟はみお筋で囲まれ、みお筋には護岸が設置され、背後は県道及び住宅地が続いている。３．植生はアオサ類、オゴノリ類、イギスなどの藻類がある。
底生生物相の概要・特徴	１．底生動物　測線全体を通じて二枚貝が多くほとんどアサリで広い範囲に分布している。　全般に種類数は少ないが個体数の多い干潟である。ゾーン別にみてもほとんど大差がない。カニの巣穴も目だってみえるが種類は確認できなかった。（現地調査）
鳥類の渡来状況	干潟にはシロチドリ、イカルチドリ、ゴイサギ、コサギ、アオサギなどがみられるが、四季を通じて種類数、個体数ともに少ない。（ヒアリング：日本野鳥の会高知支部）
その他特記事項

位置図　　　 5 万分の 1
概　況　写　真

調査者	所属　高知大学　氏名　今井　嘉彦	調査方法	○1　現地調査　平成２年２月24日　2　資料調査　3　ヒアリング
資料名

　